ジュエルクリニック恵比寿

Oライン(肛門周辺)の脱毛 おしり美人の作り方(2)

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

肛門周辺のムダ毛が多い女性の場合、自己処理するのは困難なので専門の脱毛機関を考える場合もあると思います。現在の日本では主に「エステ脱毛」と「医療脱毛」が考えられますが、どちらを選んでも同様の効果が得られるわけではありません。「穴美人(アナル美人)の作り方(2)」と題して前編でご紹介した「自己処理リスク」に関するまとめを引き継ぎ、当コラムで最終的なソリューションをご提案いたします。

肛門周辺の毛、エステ脱毛や医療脱毛の場合はどうなの??

当コラムの前編部分では「肛門周辺のムダ毛の自己処理手段」について、リスクとデメリットについて解説いたしました。まだこちらをご覧いただいていないという場合については、後からでも結構ですので、ご一読いただくことをオススメいたします。

前編) Oライン(肛門周辺)のアナル脱毛 穴美人の作り方(1)

一般的に選択されるムダ毛の自己処理方法とは別に、「お手入れしにくい箇所」だからこそ「エステ脱毛(光脱毛)」や「医療脱毛(レーザー脱毛)」に委ねるという方法もあります。この際、「専門の機関に任せておけばとりあえずは安心♪」と考えられがちですが、両者には決定的な違いがあります。

特に肛門周辺のムダ毛など…生えてこないことを狙って依頼する場合については、エステティックサロンを選択してしまうと必ず失敗してしまうと言っても過言ではありません。

エステサロンの「光脱毛」について知っておくべきこと!

光脱毛(フラッシュ脱毛)を実施しているエステティックサロンは、医学的な資格を有しないエステティシャンが施術を担当しています。「安全性が担保されない施術は不可」であることは言うまでもありませんので、各脱毛器の照射出力は「毛根組織を破壊しないレベル」までしか認められていません。

これは何を意味するかといえば、「一時的に毛が抜け落ちる」という作用は得られても、その脱毛効果が持続していくことは考えにくいということです。毛根組織が破壊できていないのに毛が生えてこなくなるということは起こりませんし、実際にエステ脱毛でそうなったというのであれば、そのエステサロンは法律に反する施術(治療)を提供していたということになります。

メリットは、毛穴負担が少なく、剃るよりは長い無毛期間が得られること

エステ脱毛の光脱毛によって得られる脱毛メリットと言えば、「剃るよりは長い無毛期間が得られる点」と、「毛穴への負担が限りなく少なくなる点」だと考えられるでしょう。ただし、その処理方法を自分のライフスタイルに当てはめようとすると、再生が繰り返される度に何度でも通って施術を受ける必要が生じてしまい、デリケートゾーンなどについては「恥ずかしさ」という点からも現実的ではありません。

医療機関の「レーザー脱毛施術」はアナル脱毛にも強い?

肛門周辺に生えるムダ毛に関わらず、ある程度目に留まるレベルの黒いムダ毛に関しては、レーザー脱毛施術が最もオススメです。と言うのも、レーザー脱毛施術には次のようなメリットが考えられ、リスク管理についても医療機関ならではの厳格な衛生管理体制が敷かれているからです。

医療機関が実施する「レーザー脱毛施術」のメリット

  • 「持続的な脱毛効果」が得られるため、術後は「自己処理からの解放」が期待できる
  • 必ず終わりの来る施術なので、「見られる恥ずかしさ」も最小限に抑えられる
  • 肛門周辺のような「特に痛む部位」であっても、医療機関なので「表面麻酔」が使用できる
  • 施術費用も従来の医療脱毛(絶縁針脱毛)と比べて手の届くレベルに落ち着いてきている
  • 医師が在籍し医療従事者が施術を担当するので、万が一の場合を含め「安心感」が違う

特に肛門周辺というのは非常に繊細な部位ですので、安全面でも信頼できる医療機関をご選択いただくのが「おしり美人」への最短ルートになります。

レーザー脱毛でのVIO脱毛は実際にはどんな感じ?

レーザー脱毛施術でのVIO脱毛に興味をお持ちの患者さまからは、施術時の体勢や服装、施術時間や施術の流れ、施術に関するご不安点などに関する質問が多く寄せられます。主要なものは以下のコラムで詳しく扱っておりますので、ぜひこれらをご参考いただき、デリケートゾーンに関するレーザー脱毛施術のイメージをお掴みください。

参照) 人気のVIO脱毛に迫る! 施術の流れと効果の現れ方

参照) VIO脱毛は恥ずかしい?服装や体勢は?濡れる心配は?

参照) 人気のOライン脱毛 痔だとNG!治療が先?その理由は

肛門周辺のための脱毛プランはどれ?

ご存知の女性も多いかと思いますが、女性のデリケートゾーンの脱毛施術は一般的に「VIO脱毛」というコースによって提供される場合が多くなっています。Vとはビキニラインであり、Iとは性器周辺を指し、Oとは肛門周辺のことです。

もちろん、個別に肛門周辺(Oライン)だけの施術をお受けいただくことも可能ですが、一般的には「まとめプラン」の方が費用面で大幅なメリットが得られるため、ほとんどの患者さまは「VIO脱毛」というコースをお選びになります。

もしくは、当院の場合であれば「年間パスポート(全身脱毛)」というコースの中にVIO脱毛を含めるという選択肢もございます。当初からデリケートゾーンのムダ毛だけでなく、全身に生えるムダ毛に対しても手を打ちたいとお考えであれば、こちらの方が圧倒的なお値打ちプランとなります。

別にVラインはツルツルにしたいわけじゃないんだけど…?

「よくある誤解」の一つですが、医療脱毛(レーザー脱毛施術)では「施術を受ければ瞬時にツルツルになる」わけではありません。私たちの身体に生える毛は「常に生えては抜けて…」を繰り返しながら今の状態が維持されていますので、仮にツルツルを目指す場合も最低でも5、6回は同部位施術が必要になります。逆に言うと、施術回数を抑制することで「生えてくる全体量を落とす」というボリュームダウンの調整に留めることも可能です。

頭の中で「医療脱毛=ツルツル脱毛」と直結させてしまっている場合には、時として「VIO脱毛のコースって自分には合わないよね…」と判断されてしまうケースも考えられますが、実際には「毛量ダウン」や「デザイン調整」という選択肢があります。この点については以下のコラムなどをご覧いただければ、VIO脱毛にも様々なパターンがあることがお分かりいただけると思います。

参照) VIOのデザイン事情 下半身にも個性の時代!

レーザー脱毛施術は、ムダ毛の状態を理想化する施術

当コラムでは、「肛門周辺のムダ毛を自己処理する場合のリスク」についてまとめさせていただきました。マイナス面のご紹介ばかりになってしまっているのは、言うまでもなくどれもオススメしにくいものであるからです。

「自己処理以外の方法は?」という点については、後編のおしり美人の作り方(2)でご紹介しています。エステ脱毛の問題点と、医療脱毛(レーザー脱毛)のメリットについて解説しており、Oライン美人に生まれ変わるためにも大切な情報となっています。引き続き「後編」をご覧いただき、前向きに当院での「レーザー脱毛施術」をご検討いただきますと幸いです。

VIO脱毛という観点で当コラムを総括いたしますと、「医療脱毛ではデリケートゾーンのムダ毛を理想的な状態に近づけることが可能になる」とお伝えできます。デザイン面や毛量が最も気になるVライン、性器周辺のIライン、そして毛深めの女性を悩ませる肛門周辺のOライン、いずれの部位でも患者さま希望に沿った適切な脱毛施術をご提供いたします。

一度、おしり美人をお作りいただければ、その後は脱毛効果が持続していきますので、急な事態や思わぬ展開にも余裕を持って対応できるようになります。随時「無料カウンセリング」を実施しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。皆さまのお越しをお待ちしております。