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医師監修について：当院ウェブサイト（ホームページ）コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。
エステサロンの脱毛施術では、持続的な脱毛効果までは期待できません。ところが、まだまだ多くの女性は「数をこなせば効果が出る」と誤解してしまっています。こちらのコラムをご覧いただき、エステサロンの脱毛施術の限界点を見極めてください。優しくわかりやすいイメージ図でご紹介いたします。
エステの脱毛でも毛が抜けるよ？？
エステの脱毛施術に効果がないことをご紹介すると、「でも、エステ脱毛でも一応毛が抜けるんだけど…？？」とお感じになる方もおられます。もちろん、これはその通りで「エステ脱毛は、毛が抜けない施術です」と言っているわけではありません。
あくまでも、「エステ脱毛のフラッシュ脱毛は、持続的に毛が生えてこなくなる効果までは期待できません」という意味でのご案内です。この点を踏まえていただき、エステ脱毛の限界点について読み進めてみてください。
数百円レベルの脱毛施術
脱毛施術は、そもそも即効性のものではないため、その場で施術部位の毛が抜けなくてもこの段階で不信感を抱くことはありません。「数日から1週間程度で毛が少しずつ抜け始めますので…」と案内されると、「そういうものなんだな」と感じるはずです。
効果が現れるまでに時間がかかる
脱毛施術は、そもそも即効性のものではないため、その場で施術部位の毛が抜けなくてもこの段階で不信感を抱くことはありません。「数日から1週間程度で毛が少しずつ抜け始めますので…」と案内されると、「そういうものなんだな」と感じるはずです。
確かに1週間程度でぽつぽつと毛が抜ける箇所もでてくる
実際に1週間程度経過して少し毛が抜け始めると、「あ、効いてる効いてる♪」と嬉しく感じるはずです。ところが、そのまま2ヶ月、3ヶ月と経過するとどうなるでしょう？
2ヶ月、3ヶ月と経過すると、しっかりと毛が生えてきます（汗）
その後、2ヶ月、3ヶ月を経過すると、フラッシュ脱毛を受けた部位でもまた毛がいつものように生えていることに気が付きます。この際には、「毛周期というものがあるのですぐに毛はなくなりません」と案内されることが多いようです。
エステティシャンが毛周期を口にするのは論点がズレています
今お肌の表面に生えて目に見えている毛は、実際にその人が潜在的に備えている毛の20％程度に過ぎないため、上記の毛周期の説明は正しいと言えば正しいです。ただし、これは医療脱毛を実施している医療機関側が説明すればもっともなお返事ですが、エステサロンのスタッフがこの返答をしてしまうと、返事として論点がズレているということになります。
つまり、この説明をエステサロンで受けてしまうと、一般の方は「もっと継続すれば毛がなくなる」と勘違いをしてしまいます。あたかもこれまでの施術が毛根組織に効果的な働きかけをもたらしているような誤解を与えてしまいますので、非常に不誠実な回答だということになります。
信じて通い続けた時の結末…
「継続すれば毛が減っていく」との解釈をしてしまい、エステサロンに通い続けるとどうなるでしょうか？答えは残念ながら、「ほとんど何の効果も得られない」ということになります。
本来、エステサロンの施術は「一過性の減毛処置」に過ぎませんので、医学的な毛の生え替わりメカニズム「毛周期」に言及する必要などございません。ところが、このような案内を受けてしまうと一般の方はエステティシャンがその道のスペシャリストであるかのような印象を抱いてしまいます。
執拗な勧誘にもご注意を！
るような誤解をしてしまうと、時間とお金をただただ無駄にしてしまうということになります。また、エステサロンでは化粧品等の勧誘もあるため、「お試し脱毛」のみの出費で済まないケースも多いようです。当院にもエステ脱毛からの乗り換え患者さまで、このような誤解を経て多くの時間を無駄にしてしまったという方が数多くおられます。
エステサロンの脱毛施術は「減毛効果」しかございませんので、エステティシャンによって案内される毛周期の説明は、あくまでも「施術内容とは別のところにある毛の生成サイクルのご紹介」に過ぎません。優しく丁寧な案内を受けたからと言って、実施されているフラッシュ脱毛の効果が毛周期を完全に凌駕する日は訪れませんので、この点は特にご注意ください。
エステ脱毛の宿命 持続的な脱毛効果が得られない2つの理由
照射出力が足りない
持続的に毛が生えてこなくなる状態を求める場合、毛根奥の毛の生成組織「毛母細胞」を機能停止に追い込まなければなりません。これには相応の熱エネルギーが必要であり、エステサロンの光脱毛では、この作用に到達するだけの照射出力が法的に認められていません。
毛根組織を破壊する脱毛施術を実施できるのは医療機関のみ
「レーザー光などの強い光線を使って毛根組織を破壊する行為は医療行為である」と厚生労働省が通達を出していますので、仮に医師免許を有しないエステティシャンがこのような高出力の脱毛施術を実施した場合、法律違反で捕まってしまいます。エステサロン側は、少しでも脱毛効果を実感してもらいたいと法的規制のギリギリのところで精一杯の施術を行なっていますが、初めからできないルールになっているものに対し「持続的な脱毛効果」を夢見ること自体に無理があります。
過去の弱い光は未来に届きません
よく「エステのフラッシュ脱毛は脱毛効果が低いので回数をこなすことでカバーできる」といった類の紹介がなされますが、これは完全な誤りです。効果の弱い施術を何度実施しても、過去に照射した光が現在に集まって強い光となり、未来に永続的な脱毛効果を提供するようなことはありません。つまり、エステ脱毛では永遠に毛根組織を機能停止に追い込めませんので、しばらくするとまた毛が再生されるのは初めから決まっているということになります。
毛のメラニン色素に効果的に吸収されない
以前、「レーザー脱毛器と光脱毛器の違いを知る」のコラムでも詳しくご紹介致しましたが、フラッシュ脱毛の「光」とレーザー脱毛の「レーザー光線」は「光の波長」という意味でその性質に決定的な違いがあります。
フラッシュ脱毛の「拡散性の高い光を使った施術」のイメージ図
非常にわかりやすくご紹介するため、まずムダ毛の中に含まれているメラニン色素を「凹」という記号でイメージしてください（脱毛施術では、照射される光がメラニン色素に反応して吸収されるというメカニズムになっていますので、ここでは毛に含有されているメラニン色素のみに焦点を当てています）。
次に、フラッシュ脱毛器の放つ「光」を考えてみましょう。フラッシュ脱毛器から照射される光は「バラバラの波長の光」に過ぎませんので、「様々な要素が混ざり合った光」を「バラバラの記号」で表現させていただきます。このようなことで、わかりやすく捉えると、フラッシュ脱毛のイメージは次のような脱毛施術ということになります。
※あくまでも「光の拡散性」をわかりやすくご紹介するためのイメージ図です。
この場合、凸と凹が合致する部分で照射光が熱エネルギーとして変換されることを意味します。つまり、凸と凹が噛み合わさった部分のみで脱毛効果が現れます。逆に、それ以外の「〇」や「△」などは、メラニン色素の「凹」に吸収されない性質の光ですので、意味のないものとして弾かれます。
医療脱毛の「単一波長のレーザー光を使った施術」のイメージ図
では、同じように医療脱毛のレーザー脱毛器を使った脱毛施術を考えてみましょう。レーザー脱毛器のレーザー光は、「メラニン色素のみに吸収される性質を集めた単一波長の光」ですので、次のようにイメージできます。
※あくまでも「光の拡散性」をわかりやすくご紹介するためのイメージ図です。
ご覧のように、メラニン色素「凹」に対して、しっかりと吸収されることが当初よりわかっている単一波長の光「凸」のみが照射されますので、効果的に各毛根組織に熱エネルギーが吸収されていきます。また、前述のように医療脱毛は「高出力のレーザー光」が照射されますので、今毛が生えている部分の毛根組織をしっかりと機能停止に追い込むことができます。
このように捉えると、頭の中でもしっかりとエステ脱毛の無駄打ちがイメージされるのではないでしょうか。上図のエステ脱毛のイメージ図では、前述した「照射出力」が加味されていませんので、たとえメラニン色素に吸収される光が少し含まれていたとしても、「照射出力の弱さ」まで含めると、医療脱毛とエステ脱毛の効果の差は歴然とすることがお感じいただけると思います。
初めから医療脱毛のキャンペーンの方がお得！
当院では、実際に効果のある医療脱毛をお安くご体験できる「ジュエルの先割ワキ脱毛」などのプランや、学生向けの割引プランなどもございます。ご興味をお持ちの際はぜひ以下のページをご参照いただき、本来的な脱毛効果「毛の生えてこなくなる施術」を前向きにご検討ください。無料カウンセリングにお越しいただければ、個々の患者さまに固有のベストなプランをご提案させていただきます。
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