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ワキ脱毛は、当クリニックでも人気の高い部位です。初めての医療脱毛でワキ脱毛を選択される場合も多く、初回ということで注意したい点などもございます。ここでは、ワキ脱毛に関する基礎知識とワキ脱毛を受ける際のポイントやメリットについてご紹介します。
ワキ脱毛の基礎知識
ワキはお手入れ必須部位&初めての脱毛施術にも最適
ワキ毛のお手入れは、日本人女性の場合まず避けて通れないものと言ってもよいでしょう。男性側の認識としても、「女性はワキの毛をお手入れしているもの」と考えているのが一般的です。
脱毛部位としても非常に人気が高く、これまでエステやクリニックなどで脱毛施術を受けたことのある方は、9割以上の方でワキ脱毛を経験しているとのアンケート結果もあります。お手入れの必要性が非常に高い反面、常に人目にさらされている部位でもないという特徴がありますので、初めての脱毛施術で効果を確認するのには最適な部位と言えるでしょう。
ワキ毛の特徴
メラニン色素を多く含む毛
ワキは、デリケートゾーンの場合と同じようにしっかりとした太い毛が生え揃う傾向があります。日本人の場合は元々毛にメラニン色素が多く含まれていますが、ワキ毛については特にメラニンの含有率が多く、その分毛が黒く目立ちやすいという特徴もあります。
医療用レーザー脱毛器は、一般的にメラニン色素に効果的に吸収されるレーザーを照射することで脱毛を実現させるものとなっています。つまり、メラニン色素を多く含んでいればいるほど照射されたレーザー光が熱エネルギーとなって毛根組織に伝わり、毛の生成機能をうまく破壊できます。
このことから、メラニン色素という切り口で捉えた場合、医療脱毛はワキ毛の処理に強みがあると言えるでしょう。
皮膚の深い位置にある毛穴
細く弱い毛ほど毛穴は皮膚の表面にあり、太くしっかりとした毛であればあるほど毛穴が皮膚の内部に深く根付いています。ワキ毛は皮膚の深い位置に根付いている毛になりますので、その毛の生成組織を効果的に破壊するためには、レーザー光もできるだけ深い位置に届けたいという事情があります。
ところが、全てのレーザー脱毛器が皮膚の深い位置にまでレーザーを届けることができるわけではありません。このため、ワキ脱毛にはレーザー脱毛器の選択という専門的な吟味も必要になってきます。これらをまとめると、ワキ毛の特徴にあった効果の高い脱毛施術には次の2つの観点が必要になります。
メラニン色素に効果的に吸収されるレーザー光を照射する
皮膚の深い位置にまで届くレーザー脱毛器で毛根奥の毛の生成組織(毛母細胞)を破壊する
では、このポイントをもとにしてレーザー脱毛器の機種別の傾向を確認してみましょう。
ワキ脱毛に最適な医療用レーザー脱毛器は?
総合的にはアレキサンドライトレーザーが有効
レーザー脱毛器 | 波長 | メラニン色素への反応 | 皮膚組織への深達度 |
---|---|---|---|
アレキサンドライトレーザー | 755nm | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
ダイオードレーザー | 800nm / 810nm | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
AGレーザー | 1,064nm | ☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
※上記の3機種は医療用レーザー脱毛器として国内で普及している主要なものです。
こちらの表をご覧ください。効果的に毛根の奥にまでレーザーを届けるのであれば、皮膚組織への深達度が高いレーザー脱毛器を選択すべきなのですが、皮膚組織への深達度が高いものはメラニン色素への吸収率が相対的に低いという傾向もあります。このため、「ワキ脱毛に最適なのはどの機種なの?」という疑問が生じると思います。
一般的には、メラニン色素への吸収性を優先して「アレキサンドライトレーザー」が使用されることが多いですが、脱毛効果が得にくいようなケースでは「YAGレーザー」を使用して、「皮膚組織への深達度」という切り口から脱毛効果を求める場合もあります。
患者さまに合わせた機種選択が重要!
どのレーザー脱毛器がより効果的なワキ脱毛を実現できるかは、つまるところ、その患者さまの毛質や毛量、お肌の色味などによっても異なってきます。メラニン色素を多く含む体質の場合、お肌の色自体に黒い傾向が強すぎると、毛ではなく皮膚に強くレーザー光が吸収されてやけどを負ってしまうリスクが高まります。
このことから、患者さまの立場で効果的なワキ脱毛をお求めの場合、複数のレーザー脱毛器を導入している医療機関をご選択になるのが有効になると言えます。
当院は複数の機種で対応
当院は、上記の「アレキサンドライトレーザー」と「YAGレーザー」の傾向の異なる2機種を導入しています。患者さまの状態に合わせてこれらの機種を使い分け、より効果の高い施術を実現できるような環境を整えています。
一機種のみの導入となっているクリニックでは、患者さまに合わせた効果的な施術が難しくなる場合もありますので、初めて医療脱毛をご経験される場合は、そのクリニックに複数のレーザー脱毛器が導入されているかを確認することをオススメします。
効果のあるワキ脱毛を実現させるために知っておくべき6項目
「エステ脱毛」は論外であること
毛根組織の破壊が狙える高出力の医療レーザー脱毛でさえ、脱毛器のレーザーの性質の違いを正しく評価し、機種を使い分けながらようやく「持続的にお手入れの必要を感じさせない状態」を実現させています。エステサロンのエステ脱毛は、レーザー光のような単一の強い波長ではなく、傾向の異なる複数の光が混ざり合った状態で優しく皮膚に浸透します。
毛が抜けるという一定の効果は期待できますが、毛の生成組織「毛母細胞」を破壊できる力はなく、あくまでも一時的に毛を離脱させているにすぎません。中途半端な刺激によって、かえって毛が太くなる「硬毛化(こうもうか)」の可能性も否定できませんので、「効果のある脱毛」を求める方には向いていません。エステ脱毛は、あくまでも「一時的な処置を安いお値段で…」という使い方だと理解した上でご利用ください。
施術完了(ツルツルの状態)までには時間を要すること
ワキ脱毛に限らず、医療脱毛施術では一般的に同部位に5回~6回程度のレーザー照射が必要です。これは短期間の連続的な施術ということではなく、毛の再生メカニズムに合わせた長期的な施術ということになります。一般的に2・3ヶ月毎text-marginにご来院いただき、定期的にレーザー照射を行なうことで、ようやくお肌にほとんど毛が生えてこない状態が実現していきます。
もちろん1回1回の施術にも正しく脱毛効果はありますが、今見えている毛は全体の30%程度という事情がありますので、概ね1年から1年半程度という長期的展望でゴールを目指していただくものになります。このため、「夏が終わってから脱毛に取り掛かっても意味がない」というものではなく、むしろ夏が過ぎ去って比較的予約の空いた時期が医療脱毛を始める良いタイミングだと言えます。
ワキは比較的痛みを感じやすい部位であること
ワキの毛は比較的太くしっかりとしていますので、脱毛施術に対して比較的痛みを感じやすい部位になります。
レーザー照射時には冷却ガスが自動噴射されますので、「我慢できないような痛み」にまで至るケースは非常に稀ですが、痛みに対して弱いとご自身で判断できる場合は、初回のカウンセリングの際などにその旨を相談しておくと良いでしょう。医療機関ですので「表面麻酔」といった処置も可能です。
施術前の自己処理は、カミソリや毛抜きを使わないこと
カミソリを使って自己処理している場合、ワキのお肌に細かな傷がついてしまいます。傷を負っている箇所については傷の深さによってその箇所だけレーザー照射を行なえない場合もあります。一部レーザーが照射できないということは、部分的に脱毛効果が得られないということになります。
また、毛抜きで毛を抜いてしまっては、レーザーに反応する毛自体がなくなってしまい、脱毛効果が得られなくなってしまいます。よって、クリニックで脱毛施術を行なう予定がある場合は、その事前処置として「カミソリ」や「毛抜き」ではなく「電動シェーバー」などを使うようにしてください。
施術前の日焼けは厳禁であること
皮膚が日焼けした状態では正しく毛にレーザー光を照射できないだけでなく、黒くやけたお肌の方でレーザー光が吸収されてやけどを負ってしまうリスクが高まります。ワキ脱毛の場合は部位的に日焼けは考えにくいものの、夏などは施術前に海に行かれて日焼けをするようなことは避けなければなりません。
お肌の状態に不安がある場合はご相談を
比較的お肌が黒い方、アレルギー体質、また光線過敏症の患者さまなども考えられます。各患者さまによってご不安点は異なりますが、医療脱毛を実施するのは医療機関です。医師が必ず常駐しておりますので、安全な施術に万全を期しています。気になる点や心配ごとなどがございましたら、カウンセリングの際に必ずご相談ください。
ワキ脱毛のメリット
15分程度の短時間施術で面倒なお手入れから解放
当院のワキ脱毛の場合、両脇の脱毛施術でおおよそ10分程度のお時間を頂戴しています。完全予約制でスケジュールに合わせて施術を行ないますので、お着換えなどを含めても15分程度の時間でワキ脱毛が完了します。これは毛抜きを使った自己処理よりも短いくらいの時間にすぎず、日常的に時間が拘束されて困るという心配もございません。
むしろ、このような施術を概ね5・6度積み上げていただければ、それ以後はワキに対するストレスフリーの生活が整いますので、精神的にも時間的にも大きなメリットとなるはずです。
ノースリーブを活用した魅力ある女性に
ワキの毛のお手入れが必要ない状態になると、自分が着たいと思った時に自由にノースリーブを着用できます。少し暑いなと感じた際にも、一枚服を脱ぐことをためらう必要もなく、温度変化や環境に合わせた柔軟な対応ができストレスも減ります。
ブツブツや赤みなどが減り自信が持てる
医療脱毛でワキの脱毛施術を行なった場合、お肌の衛生面が格段にアップします。毛抜きやカミソリが原因で毛穴が広がったり、お肌が細かく傷ついて菌が入ることもなくなりますので、回数を重ねるごとにこれまでできてしまったブツブツや赤みなどが減っていきます。ムダ毛が処理できている状態は、日本人女性として言わばベースラインのようなものですが、そのワキをすべすべした状態にまで高めることができますので、ワンランク上の女性を演出できます。
渋谷(恵比寿)周辺でワキの医療脱毛を体験してみたい方へ
当院は渋谷恵比寿を中心に首都圏にお住まいの女性に多くご利用いただいており、ワキ脱毛以外でも年間パスを利用したお得な「全身脱毛プラン」などもございます。ご興味をお持ちの場合は、無料カウンセリングを実施させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。