ジュエルクリニック恵比寿

青髭VS毛抜き。抜いても勝てないヒゲの自己処理リスク

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

顔の印象を左右する青髭。見た目をキレイに整えるために安易に毛抜きを手にしてしまうと予期せぬトラブルに見舞われます。ヒゲの毛抜き自己処理は、見た目の清潔感を追求する場合にかえってマイナスになってしまうケースがほとんどです。

ヒゲの自己処理リスクはこんなにも!?

毛抜きでヒゲを抜いていると肌荒れが起こりやすくなります。主要な症状は、雑菌が毛穴周辺で化膿する「毛嚢炎」や、毛が埋もれた「埋没毛」による皮膚トラブルなどです。また、抜き続けることで毛を太くさせてしまう可能性も存在しています。

毛嚢炎(もうのうえん)

毛嚢炎とは、抜いた毛の箇所で雑菌が繁殖してしまい白ニキビのような症状になるものです。脱毛施術においても一定程度このようなリスクがあるのですが、毛抜きの際は「強引な毛の引き抜き」になるため、広がった毛穴に菌が入り込みやすく発症リスクをかなり高めてしまいます。

軽度の場合、痛みやかゆみもなく数週間程度で治まるのが一般的です。とは言え、その間は細かなヒゲの処理が難しくなり、何より見た目という意味で不潔さを印象付けてしまいます。重度のものだと、発熱や痛みを伴うケースもあります。

軽度の場合、痛みやかゆみもなく数週間程度で治まるのが一般的です。とは言え、その間は細かなヒゲの処理が難しくなり、何より見た目という意味で不潔さを印象付けてしまいます。重度のものだと、発熱や痛みを伴うケースもあります。

医療脱毛では毛嚢炎リスクが最小限度に!

医療脱毛の場合はスルっとヒゲが抜け落ちるため、毛嚢炎リスクも最小限に抑えることができます。毛抜きの場合と比較して重度症状が現れるようなこともほとんどありません。本来、キレイに見せるためのヒゲ対策ですので、肌荒れリスクの少ない医療脱毛をご選択ください。

埋没毛(まいぼつもう)

埋没毛とは、毛抜きの際に途中でちぎれた毛が別の方向に成長してしまい、皮膚の中に埋もれてしまう症状です。毛は成長しようとしているにも関わらず毛先が毛穴という出口に向かっていないため、皮膚の中で化膿してしまうケースも少なくありません。

再度毛抜きで取り除こうとしても毛先を捉えられないため、皮膚の中で黒い影が残るようなことになり、最悪の場合は切開して取り除くという処置を選択しなければならないケースもあります。 いつの間にか別の箇所から毛が出てくるといったことも起こりますが、皮膚の中に埋もれている間は取り除くことが困難であるため、見た目と皮膚トラブルという点で二重のリスクを負ってしまいます。

医療脱毛では埋没毛リスクはほとんどゼロ!

医療脱毛の際は、途中で毛がちぎれるといった心配はございません。術後、概ね2週間程度でレーザー照射範囲の毛がスルっと自然に抜け落ちていきます。 力尽きて毛が離脱していくという作用ですので、その毛が途中でちぎれて別方向に伸びていくということはまず起こりません。

硬毛化(こうもうか)

硬毛化とは、抜いた毛が再生されたときにかえって太くしっかりとした毛になってしまう症状です。毛抜きによる自己処理が再生時の毛を強くしてしまいやすいのは、毛を表面でカットしているのではなく、毛根奥の毛乳頭(=毛の生成に深く関与する組織)から無理やり毛を引き抜いているためです。

毛乳頭周辺には、それを取り囲むように「毛母細胞」という組織があり、ここが毛の生成や成長に強く関与しています。

毛抜きによる自己処理(無理な引き抜き)を繰り返すと、この皮膚組織に過度な刺激を与えてしまうことになりますので、再生時にかえって太くしっかりとした毛が生えてくるということが起こりやすいのです。

毛母細胞を機能停止させるのが医療脱毛

医療脱毛の場合には、レーザー光が毛のメラニン色素を介して毛根内に熱エネルギーを浸透させます。瞬間的に強い熱エネルギーが毛根全体に行き渡り、毛母細胞を機能不全に陥れることができます。 ヒゲのように太くしっかりとした毛には多くのメラニン色素が含まれていますので、通常レーザー光の熱エネルギーは効果的に毛根内に浸透します。

中途半端な刺激が毛母細胞を破壊しきれず硬毛化させてしまうということは比較的起こりにくくなっています。 薄い毛については濃く再生されてしまう可能性が一定程度ございますが、このような際にも再度レーザー照射することで最終的に毛母細胞の発毛機能を奪い去るということが可能です。

医療脱毛で一時しのぎから解放されよう♪

ヒゲを毛抜きで抜く行為にはキレイに見せたいという心理が働いているはずです。ところが、ご説明させていただいたように、毛抜きによる自己処理は多くの場合キレイになるのとは逆の作用を取り込んでしまいます。

いつまで経ってもヒゲとの闘いに終わりは訪れず、リスクばかりが積み上がり、気づけば初めて毛抜きを手に取ったころと比較してより厳しいお肌環境に置かれているケースも少なくありません。

医療脱毛は持続的な脱毛効果をお届けします

医療脱毛でご提供できるのは、「一時しのぎ的なお掃除」ではなく「持続的な脱毛効果」です。特にヒゲ脱毛については、強力な脱毛効果が提供できる医療脱毛でなければ、毛量を減らすといった作用や「持続的な清潔感」を取り込めません。

エステサロンの弱い光にはご注意を!

「僕はある程度薄くなれば十分なんです」という患者さまであっても、都度の脱毛施術にはしっかりとした脱毛効果が必要になってきます。メンズエステの「光脱毛」については、毛の生えてこない状態は作れないという法的な前提がございます。 腕や脚という部位であっても毛量ダウンできないレベルの弱い出力ですので、ヒゲのお手入れから解放されたい場合は、ぜひ「医療脱毛」をご選択ください。

医療脱毛でご提供できるのは、「一時しのぎ的なお掃除」ではなく「持続的な脱毛効果」です。特にヒゲ脱毛については、強力な脱毛効果が提供できる医療脱毛でなければ、毛量を減らすといった作用や「持続的な清潔感」を取り込めません。

ヒゲ脱毛には施術に痛みが伴います(=脱毛効果の高さ)

当院の医療用レーザー脱毛器では、レーザー照射時に痛みを緩和させる冷却ガスが噴射されます。また予め皮膚の表面に塗り込むタイプの「表面麻酔」を使用することもできます。 それでもヒゲという部位については、レーザー照射時の痛みが最も強く出やすいという特徴がございます。

この痛みはメラニン色素にレーザー光が吸収されて毛根内に熱が浸透する時の痛みなのですが、毛が太く色が濃いほどメラニン色素が多くなるため、ヒゲ脱毛においてこの痛みをゼロにすることはできません。

我慢できるレベルの先にある喜び♪

表面麻酔を施したうえで「我慢できないレベル」だとお感じになる患者さまはあまり多くおられません。それでも、脱毛施術の際には脱毛効果に比例するだけの痛みがあることを予めご理解ください。 痛みの先には「日常的なお手入れからの解放(回数の緩和)」や「清潔感の定着」といった大きなメリットがございますので、ぜひ前向きに医療脱毛をご検討いただければと存じます。

ヒゲ脱毛の痛みについては関連コラムがございますので、こちらも併せてご確認ください。

【ヒゲ脱毛】ヒゲの知識と特徴 効果的な脱毛施術

【ヒゲ脱毛】医療レーザーってどれくらい痛いの?

ヒゲ脱毛のご不安は「無料カウンセリング」で

ヒゲ脱毛をお考えになっておられる患者さまは、「果たしてヒゲの量って本当に減るのだろうか?」といった疑問や「自分は施術の痛みに耐えられるのだろうか?」とお感じかもしれません。 ご安心ください。

ジュエルクリニックグループでは男性に向けたメンズ専門の医療脱毛を提供しております。ヒゲ脱毛は当院にお任せください。