医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。
夏は紫外線の影響で肌トラブルが生じやすくなっています。また、気温の上昇に伴い生活習慣や食生活が乱れがちで、これに引きずられる形でお肌の状態も悪化しがちです。紫外線量についての公的な指標や、夏の肌トラブルの原因について考え、この対策をいくつかご紹介したいと思います。お肌のシミやくすみが気になっている患者さまは、ぜひご一読ください。
夏に肌トラブルが起こりやすい4つの理由
夏は何かと「肌トラブル」を生じやすいことで知られています。その原因はいくつか考えられますが、中心となるのは気温変化を含めた「夏という気候の影響」です。
夏は「紫外線で肌を痛めやすい
右図は気象庁のホームページより取得したもので、東京都のその日の「最大UVインデックス」を月別に平均化したグラフとなっています。 データは2017年の数値を引用していますが、ご覧のように夏は7月を中心に「紫外線量」が多いことが確認できます。
最大値を月の日数で割って平均化したものですので、言うまでもなくこの数値を超えている日や時間帯というものもあります。
日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ
紫外線対策の基本は、「日焼け止めクリーム」「日傘」「長袖」「帽子」など
一番の紫外線対策は、「紫外線に当たらないように外出を控える」ということに他なりませんが、「日中は家に居続ける」という選択は一般的には不可能です。このため、適切に「日焼け止めクリーム」や「日傘」などをご使用いただき、お肌が強くダメ―ジを受けてしまわないように対策する必要があるでしょう。
UVインデックス」が8以上の場合は外出を控えた方が良い
「UVインデックス」とは、人体に及ぼす紫外線の影響度をわかりやすく指標化したものです。世界保健機関(WHO)なども紫外線対策として「UVインデックス」を用いることを推奨しており、以下のように数値に合わせた5段階分類で紫外線のリスクケアに役立てるように促しています。
出典:気象庁 UVインデックスとは
夏の正午はUVインデックス8を超えることも!?
一年の中で最も暑さが厳しいとされるのは暦の上で「大暑(たいしょ)」と言われる日です。2018年に関しては7月23日(月)が大暑に当たり、東京都でも観測史上最高となる40.8℃が記録されたと報道されています。この日の「つくば市」の時間別の「UVインデックス」が左図です。ご覧のように正午の時点では8.9という非常に強い「UVインデックス」が記録されており、「外出を出来るだけ控えるべきレベル」に達していることがわかります。
紫外線が皮膚にもたらす影響とは?
「免疫力強化」という役割を果たす一方、長時間に渡り強く浴びた場合には皮膚に「炎症」をもたらす可能性があります。昔は、黒く日焼けした子どもを健康的だと捉える傾向がありましたが、現在ではむしろ「浴びすぎてしまうことのマイナス影響」の方が重く受け止められています。 夏に海水浴に出かけた際にお肌が黒くなるのは、皮膚炎症の極軽いものだと捉えることもできます。強い日差しを浴びすぎて「水ぶくれ」や「炎症」に至った際には、これがきっかけとなって口周りに「単純ヘルペス」が再発するようなこともよく起こります。
日焼けのメカニズムとシミ
肛門周辺のOラインは、元々VIO脱毛の中でも強く痛む部位として知られています。どなたでもある程度色素沈着しているため、レーザー光がムダ毛以外の皮膚組織に少なからず吸収されてしまいます。 このような強い痛みを伴うOライン施術において、既に痛み因子としての「痔」を患っていた場合、想像できないくらいの強い痛みになってしまうことが懸念されるのです。痔の症状は元々「痛み」と密接に関わるものですので、当院としましては患者さまが感じ得る「痛みレベル」に配慮し、先に「痔」の治療を終えていただくというお願いをさせて
夏はお肌が汚れやすい
気温が上昇すると、私たちの身体はそれにあわせて汗や皮脂を多く分泌します。必然的にお肌に汚れが溜まりやすくなってしまいますので、夏場はしっかりとお肌の汚れをケアしなければなりません。 外出中や勤務時間に小まめに洗顔することは難しいかもしれませんが、「汗拭きシート」などをうまく活用し、汗や皮脂に対する対策を強く意識しておきたいものです。また帰宅後は「軽くシャワーで済ませる」という選択はせず、ゆったりと入浴して「疲れ」と「汚れ」をしっかり落とすように心掛けることが大切です。
「栄養不足」を招きやすい
暑い夏には何かと食が細くなりがちです。冷たい飲み物やアイスクリームばかりを口にしてしまい、栄養バランスに乱れが生じると体調不良や肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。普段あまり意識することはありませんが、私たちの身体は常に変化の中で今の状態が保たれています。各細胞は常に「流動的な状態にある」と捉えることができ、お肌の状態を維持するためにもやはり栄養摂取が重要になってきます。夏バテに陥った際は、食欲を増進させるものを摂るようにしたり、弱った胃腸に優しい食材を取り入れるなどの工夫をしましょう。
「トマト」や「かんきつ類」で食欲増進&疲労回復
「トマト」を冷たく冷やして食卓に出すと、食欲が増します。トマトはビタミン類や食物繊維などの栄養価が非常に高く、夏バテにも良い食材として知られています。 また、「みかん」「レモン」「グレープフルーツ」などのかんきつ類の酸味は食欲を高める効果があり、体内への浸透も速いので夏バテを抑えるのに効果的です。その他、食欲不振に関しては「梅干し」を用意するなどの工夫をしてみるのも良いでしょう。
「ネバネバ食材」は弱った胃腸の味方
「納豆」「オクラ」「山芋」などのネバネバ系の食材は、腸や消化に良い食品として知られています。整腸作用もありますので、冷たいものばかりで食欲不振に陥っている時はこれらの食材を取り入れると良いでしょう。
「自律神経の乱れ」を起こしやすい
夏の暑さ対策として使用される冷房は、急な温度変化をもたらすことも多く、「自律神経の乱れ」などから体調不良を引き起こすことが良くあります。通勤時の電車の乗り換え一つとっても、各鉄道会社で設定温度が異なっている場合もあり、乗り換える度に窮屈な思いをしてしまうこともあります。
お仕事をしている方は、ストールやカーディガンを持ち歩くことも一つ
「このような温度変化を受けた「自律神経の乱れ」は、ホルモンバランスにも影響を与え、これが原因となって肌トラブルを生じてしまうことも少なくありません。取れる対策は限られていますが、特にお仕事をされている女性に関しましては、一枚「ストール」や「カーディガン」を持ち歩くようにすると良いでしょう。寒すぎると感じた時に直ぐに対応できるようにしておけば、体調不良などの影響も最小限度にとどめることができるはずです。
当院には「脱毛施術」だけでなく「美肌プラン」もあります!
ご覧のように、「夏の暑さ」は様々な面で肌トラブルを招く要因となっています。季節的なものなので策を講じてもなかなか思うような効果が得られず、お肌のくすみやシミ、化粧ノリなどに影響が出る場合も考えられます。
「美肌プラン」で夏バテお肌もリフレッシュ♪
当院には、「レーザー脱毛施術」以外にも「美肌プラン」というものがあり、皆さまがお求めになっておられる「美しいお肌」を作るためのメニューが多数ございます。夏の日差しで疲れたお肌をリフレッシュさせる効果もございますので、お顔のシミやくすみ、シワやほくろなどでお悩みの患者さまは、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
治療前には「無料カウンセリング」でご相談を♪
当院は、施術や治療をお受けいただく前に「無料カウンセリング」を実施しております。「美容皮膚科」を掲げるクリニックとして安全面に十分な配慮をしておりますが、各施術には一定程度のリスクや副作用の可能性もございます。 このような点は、しっかりと「無料カウンセリング」の際にご案内させていただき、患者さまが安心して施術に臨めるような環境をご用意しております。
信頼関係を損なわない「美容医療サービス」をご提供しておりますので、普段お感じになっておられるお悩みをどうぞお気軽にお持ちください。