医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。
暑さと共に滴るワキ汗。女性ならなんとかこれを抑えたいと考えます。ところが世間では「ワキ脱毛をするとワキ汗が増える」なんて噂も飛び交います。こうなると「安易にワキ脱毛しない方が良いのでは…」という気持ちになりますよね。
心配ございません。脱毛施術でワキ汗の量自体が増えるわけではございません。汗の滴りが多くなったと感じてしまう理由があるのです。このあたりの事情とワキ汗対策についてご紹介します。
化粧ノリを悪くしてしまう主要な要因5つ
化粧ノリの悪さは、様々な要因が複数絡まって生じていることが多いものです。一般的に考えられる要因を整理してみましょう。
お肌の乾燥
お肌の水分が失われて乾燥していると、良く伸びるファンデーションでもうまく馴染まないことがあります。これは、乾燥が「皮膚の角質層の傷や剥がれ」によってもたらされている場合が多いからです。 特に「カミソリ」等で顔の産毛をカットしている場合は、角質層に細かな傷がついてしまい、お肌から水分が失われやすくなっています。
この状態で無理にファンデーションで覆ってしまおうとしても、やはり化粧ノリは悪くなってしまいます。
皮脂量が多い
お肌の乾燥とは逆に「お顔の皮脂量」が多い場合も化粧ノリが悪くなってしまいます。お肌がベタベタした状態だとファンデーションとお肌の間に皮脂が残ってしまうため、肌にしっかりとフィットせずにファンデーションが浮いてしまうのです。
また時間経過とともにメイクが崩れやすくなったり、肌に触れた時にメイクが取れやすいという影響が出てきます。皮脂量が増えてしまうのには様々な要因がございますが、食生活の問題や、洗顔の回数自体が多すぎたり、洗顔料がお肌に合っていないケースなどが考えられます。
メイクやファンデーションの影響
忙しい朝のメイクは時間との戦いです。早くメイクを済ませるために必要な工程を省略してしまうと、やはり仕上がりは安定しません。肌荒れをカバーするためにファンデーションを厚くしてしまうケースもございますが、このような場合も化粧ノリは悪くなってしまいます。また、お肌とファンデーションのカラーがあっていないケースというのも考えられます。いつもお肌の色がくすみがちだという場合は、ファンデーションのカラーを見直すと効果が出ることがあります。
食生活や生活習慣の乱れ
無理なダイエットや睡眠不足など、生活習慣が乱れてくると、肌荒れや吹き出物などを生じやすくなります。また、上述のような「お肌の乾燥」や「皮脂量の過剰分泌」などを招くこともあります。 「美」というものは、購入して貼り付ければ完成するものではありません。生活習慣に乱れがあると、どうしてもお肌がその影響を受けてしまいます。「十分な睡眠」や「食生活での栄養バランス」、「適度な運動」などは美を作る上での「下地」になりますので、このような生活習慣を普段から意識するようにしましょう。
産毛(うぶげ)の存在
女性の顔にはうっすらと産毛が生えているのが通常です。この濃さは人によっても年齢によっても異なります。歳を重ねるごとにお顔の産毛が濃くなってしまう場合や、ホルモンバランスの乱れで一時的に産毛が濃くなることもあります。 このような産毛の存在がメイクのノリに悪影響を与えるケースが少なくありません。「なんだか化粧ノリが悪くなってきたな…」と感じた時に、同時に「顔の産毛が目立つような気がするな…」と思い当たる場合は、お顔の産毛を取り除くことで化粧ノリが改善する場合があります。
カミソリを手にしてしまうと、余計に悪化するケースも…
産毛は「毛抜き」で抜くわけにもいかず、お顔の場合だと「除毛クリーム」なども選択肢から外れます。このようなことで、一般的には「カミソリ」という選択肢が思い浮かぶと思います。 ところが、上述したようにカミソリの刃を当てれば当てるほど、お顔の角質層に細かな傷がついてしまい、お肌の乾燥を招いてしまいます。見た目の美しさや化粧ノリの改善を含めて「カミソリ」を手に取ったものの、最終的にはかえって化粧ノリを悪くしてしまい、見た目の印象を悪化させてしまうことがあるのです。
カミソリでお顔の産毛を剃るなら「夜」 そして必ず丁寧に保湿!
自己処理でお顔の産毛を剃る場合は、必ず剃った後に十分な保湿を行なうことが大切です。また、お肌の修復という意味からも、「朝」ではなく「夜」に剃った方が良いという点もポイントになります。これは、睡眠中に成長ホルモンが分泌されお肌の修復が促されるためです。「カミソリを使わざるを得ない…」という状況であれば、このような後フォローまでしっかりと考えてお顔の産毛をカットしてください。あくまでも、「傷ついてしまった角質層」への最低限度の処置ですが、意識できているかいないかで翌朝の化粧ノリが変わってきます。
剃るよりも、医療脱毛で除去する方が圧倒的に良い
レーザー脱毛施術では、ムダ毛の「メラニン色素」に吸収されるレーザー光を使用していますので、たとえば「剃る必要さえ感じない程度の薄い産毛」であれば、施術してもあまりしっかりとした脱毛効果が期待できません(状況によっては、かえって濃くなってしまうケースもございます)。これは産毛にはメラニン色素がほとんど含まれていないためです。逆に、「ある程度目立つようになってきたお顔の産毛」であれば、その産毛の中のメラニン色素の含有量も一定程度増えてきていることが考えられますので、レーザー脱毛施術が効果的に機能し始めます。このため、「お顔の産毛が濃い」という患者さまは、恥ずかしがらずにどうぞ積極的に医療脱毛をご検討ください。
補足:レーザー脱毛施術には美肌効果も♪
レーザー脱毛施術には、副次的な効果としてお肌の「シミ」や「くすみ」などを改善したり、お肌の「ターンオーバー機能」を促す作用もございます。これは「シミ」や「くすみ」が本質的にメラニン色素の固まりであるという点や、ムダ毛に浸透させた熱エネルギーが皮膚の中で一定期間留まることと関係があります。「メイクノリの悪さ」がお肌のターンオーバー機能の衰えに影響を受けていることもございますので、レーザー脱毛施術は総合的に化粧ノリを良くする可能性があるのです。 また、当院には、「脱毛施術」以外にも「美肌プラン」として「フォトRF」などの施術もご用意しております。ご興味をお持ちの場合はぜひこちらのコラムもご参照ください。
判断が難しい場合は、無料カウンセリングにお越しください♪
当院は、美容皮膚科を掲げるクリニックですので、「痔」を治療することはできませんが、「痔」を治すことの大切さについては言及できます。たとえば、当院のOライン脱毛施術で肛門周辺のムダ毛をキレイにできても、「痔」を患っていてはやはり心理的に快適ではいられません。
「どの程度の産毛ならレーザー脱毛施術でしっかりとした脱毛効果が狙えるのか」については、一般的には判断が難しいだろうと思います。当院としましても、「これくらいの産毛なら医療脱毛でOK」と言い切るのは困難なため、実際に患者さまのお顔の産毛を見させていただき、施術の可否を判断したいと考えています。
幸いにも、当院では全ての患者さまにご契約前の「無料カウンセリング」を実施しております。このため、「見てもらうだけでお金がかかってしまう」といった心配は必要ございません。お顔の産毛が濃くて悩んでいるという患者さまについては、どうぞ積極的に「無料カウンセリング」をご活用ください。
もちろん、あまり効果が期待できない場合は、無理に進めるようなことはございませんので、この点もご安心いただければと思います。皆さまのお越しをお待ちしております。