医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。
医療機関で永久脱毛の施術をお考えの場合、気になるのが施術中の痛みだと思います。ジュエルクリニック恵比寿では、患者さまが無理のない状態で医療脱毛をお受けいただけるように様々なアプローチで痛みを軽減できるような工夫をさせていただいております。どのように痛みを取り除いているのか、こちらをご覧いただきご来院前の安心につなげてください。
従来の医療脱毛「絶縁針脱毛」は過去のもの
当院の医療脱毛の「痛みを軽減させる方法」をご案内する前に、大前提として現在の医療脱毛の主流となっている施術方法についてご確認ください。
従来までの医療脱毛は、「絶縁針脱毛」と呼ばれるものが主流で、毛根に針を指して電気を流すことで毛根奥の毛乳頭を破壊するという施術が行なわれていました。これは効果の高い脱毛を実現させる反面、針を使うための強い痛みが伴い「医療脱毛=痛い」という定説を作り上げることに繋がりました。
現在、国内の医療機関においては「レーザー脱毛器」が広く採用されています。ジュエルクリニック恵比寿でも「レーザー脱毛器」をいち早く取り入れ、2017年3月には国内初の薬事承認を得た「ジェントルレーズ プロ(ロングパルスアレキサンドライトレーザー)」という最新脱毛器を導入させていただいております。
最新鋭のレーザー脱毛器で24mm径の広範囲領域にレーザーを照射させることができ、波長755ナノメートルのレーザー光で効果的にメラニン色素に働きかけ、毛根内部に熱を浸透させて毛根組織を破壊することができます。 エステの「優しい光脱毛」と比較した場合、たとえ最新鋭の「レーザー脱毛器」で施術を実施しても、「毛根組織を破壊する」という意味において一定程度の痛みを伴います。
これは効果を得るために通過しなければならないものですが、以前の「絶縁針脱毛」のような強烈な痛みを伴うものではありませんので、この点を予めご確認ください。
なお、エステサロンの「光脱毛」については、毛根組織を破壊できるレベルに光出力を調整することが法的に禁止されていますので、痛みをほとんど伴わないとは言え、理論的に永久脱毛を目指せるものではありません。エステ脱毛の「痛みがない」という謳い文句の意味を誤って捉えてしまわないようにご注意ください。
永久脱毛の痛みの緩和① 施術前の工夫
日焼け直後の施術は避ける
医療脱毛施術を実施するにあたり、施術中の痛みを大きくしないためには、日焼け直後に施術を行わないようにすることが大切です。元々、お肌が黒くなってしまうと効果的に毛根に対してレーザー熱を届かせにくいのですが、お肌が乾燥すると痛み自体も感じやすくなってしまいます。
このため、脱毛効果の面と痛みの面の両方から日焼けを避けるように意識してください。 なお、当院のレーザー脱毛器の中には、「YAGレーザー」と呼ばれる比較的肌が褐色に近い方にも対応した脱毛器がございます。肌色が黒いから「医療脱毛」を受けられないということではありませんので、この点はご安心ください。
肌をしっかり保湿する
肌の保湿は、日焼け時の乾燥と同様の意味を持ちます。お肌が潤っていない状態では痒みなども伴いやすく、痛みについても敏感になってしまいます。医療脱毛の施術の実施に向けては、お肌をしっかりと保湿するように心がけてください。
生理前後は施術を見合わせる
女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)がございますが、生理を迎えるにあたりこれらの分泌割合が大きく変動します。
特にプロゲストロンは、排卵後から生理までの期間に大きく分泌され、皮脂の分泌やメラニンの産生量が増加するため、お肌が荒れやすくシミなどもできやすい状態となります。精神的にも不安定になりやすく、イライラや痛みを感じる可能性が高まりますので、総合的に生理前後は施術を避けるのが無難です。
永久脱毛の痛みの緩和② 施術中の処置
冷却ガス
施術中に痛みを感じにくくするための処置としては、広く「冷やす方法」が用いられています。従来の「絶縁針脱毛」の場面でも、施術現場で「冷却ジェル」や「冷風」を使う方法が採られていました。
当院の最先端レーザー脱毛器「ジェントルレーズ プロ(ロングパルスアレキサンドライトレーザー)」では、レーザーを照射する直前に「冷却ガス」を噴出し、お肌が痛みを感じにくい状態を作ることができます。このため、従来のような冷却ジェルが不要となり、痛みを緩和した衛生的な施術をすることができます。
表面麻酔(麻酔クリーム)
痛みを感じやすい部位については、「冷却ガス」のみで痛みを緩和しきれない場面もございます。人によっても感じ方は異なりますので、必要に応じて「麻酔クリーム」を使用させていただき、お肌の表面を麻痺させるという処置を施します。
毛根が深い位置になる場合は、これでも完全に痛みが取り除けない場合もございますが、一般的には「冷却ガス」と「麻酔クリーム」を使うことで我慢できるレベルにまで痛みを抑え込める確率が高まります。
レーザーのパルス幅や出力の調整
レーザーのパルス幅(照射時間)や出力レベルを調整することで、毛根組織へのレーザー熱の浸透レベルを変化させることができます。これにより、毛根組織への働きかけを和らげる事が可能となり、過度に痛むような場合に痛みを緩和させる手段として活用することもできます。
施術部位や患者さまによっても肌質や毛質などが異なりますので、最適なレベルを捉えることで痛みがなく確かな効果が見込める施術を追求させていただいております。
リラックスした状態での施術
痛みを緩和するためには、緊張状態を取り除きリラックスした状態で施術をお受けいただくことが大切です。また、気を紛らわすためにも日常的な会話をするなどして、施術部位に過度な意識がいかないようにする工夫も大切です。
当院の医師や看護師、事務スタッフは、患者さまをもてなす心(ホスピタリティー)を追求しております。過度に緊張することなくリラックスした状態で施術をお受けいただけるように、ごく自然に日常的な会話も取り入れさせていただいております。
このような配慮によって、同じレベルの施術アクションであっても、感じる痛みを柔らかなものへと向かわせることができます。
医療レーザー脱毛で痛みを感じやすい部位
医療脱毛で痛みを感じやすい部位は、そこに生えている毛が太く密集している場合や、その部位の皮膚が薄く骨が近い箇所が考えられます。具体的には、次に挙げるような部位を意識しておかれると良いでしょう。
V・I・O
ビキニラインのVライン、性器周辺のIライン、肛門周辺のOラインでは、元々生えている毛が太く皮膚自体も薄いため強い痛みを感じやすくなっています。このため、VIO脱毛の施術におきましては「冷却ガス」や「麻酔クリーム」も駆使しながら、「レーザーのパルス幅や出力レベル」を絶妙なポイントに調節して施術させていただいております。
ワキ
ワキはそれまで自己処理されてこられた場合も多く、元々太い毛がさらに強くしっかりとした毛になっている可能性が高いため、ある程度強い痛みが伴う箇所となります。「レーザーのパルス幅や出力レベル」などで調整しながら、我慢できるレベルと施術効果の中間地点でバランスを取らせていただいております。
手足の甲や指先、膝、膝下
手足の甲や指先、膝や膝下については、皮膚自体が薄く骨に近いために痛みを感じやすい箇所になります。ただし、腕や脚という施術パーツで捉えると、全体では痛みを感じにくい部位とも言えますので、ピンポイントで少し我慢していただく部位としてイメージしてください。
背骨付近、腰周辺
背中は部位的に毛も薄いために痛みを感じることはほとんどありませんが、背骨に近い箇所については痛みを伴う可能性があります。腰周辺についても骨盤などが近い部位では痛みを伴いやすくなります。
顔(額)
顔については、施術自体が行なえない箇所が多くあります(頭髪全般・眼球周り・唇・ほくろ・まぶたに近い眉毛・鼻・鼻毛・耳など)。額についてはレーザー照射が可能な部位になっていますが、骨に近い部位なので「響くような痛み」を感じることがあります。
渋谷(恵比寿)周辺で「痛みに配慮した医療脱毛」をお探しの方へ
患者さまのお肌や毛質に合わせた施術が可能となるため、効果の面、痛みの面を絶妙に調整しながらベストなポイントで強力な脱毛施術を実現できます。 これまで「医療脱毛=痛い」というメージで医療機関での脱毛を避けてこられた方、ぜひ一度当院のレーザー脱毛をご体験ください。渋谷地域のみならず、東京都全土より皆さまのお越しをお待ちしております。