女性と男性専門クリニックが存在するワケ

ヒゲ、胸毛、ギャランドゥーなどの違いが施術にも影響

女性の場合、鼻下に少し目に付くヒゲが生えることはありますが、一般的にはお顔の毛は産毛（うぶげ）に抑えられるという傾向があります。男性の胸毛やおへそ下のギャランドゥーなどは、概して男性に特有のものであり、女性に生える場合であっても男性のような濃さにはなりません。

また、男性のヒゲ脱毛の場合には、術後一時的にヒゲが濃く見えてしまう「泥棒ヒゲ」といった反応が出る場合も珍しくありません。 このような体毛の性差は、当然施術プロセスやレーザー照射の出力などに影響を与えます。また、産毛（うぶげ）に対して施術を考える場合には、濃い体毛の芽を摘む以上に注意しなければならないポイントなどもございます。

参照）　産毛へのレーザー脱毛　硬毛化リスクの見極めと対策

男性のムダ毛には男性特有の、女性のムダ毛には女性特有の傾向と対策がございますので、やはり性別の違いなく受け入れているクリニックよりも、女性の場合には女性専用のクリニックで施術を受けた方が快適な脱毛効果をご実感いただきやすくなります。

男女同一料金が設定されている脱毛施設は要注意！

施術料金に違いがある場合、女性なのに男性の施術費用が請求されてしまうことはまず起こりません。しかしながら、男女の差なく脱毛施術を受け入れている場合、時として施術費用を平準化させて統一した施術料金となっているケースもないとは言えません。つまり、女性ならそこまで手間のかからない施術のはずなのに、その金額で男性を受け入れる可能性もあることから、トータルで施術費用が高く設定されてしまう可能性があるのです。

女性は脱毛施術において、毛量が少ない分施術時間や施術プロセスをカットできます。このため、女性専用のクリニックに通った方が間違いなく「妥当な施術費用」で適切な脱毛施術を受けられます。近年では男女同一料金が設定されている脱毛施設は稀ですが、完全に分離独立した「女性専用のクリニック」に通えば、料金面でも納得の施術を受けやすくなるはずです。