ジュエルクリニック恵比寿

予約日当日にニキビ!? 今日顔脱毛に行っても大丈夫??

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

顔脱毛の施術日当日に朝鏡を見ていると「ニキビができている…」といったケースも考えられます。「今日レーザー脱毛施術を受けるのに大丈夫なのかな…」と不安になるかもしれませんね。このような場合、レーザー脱毛施術を提供しているクリニック側はどのような対応をするのでしょうか。ニキビができている患者さまへの施術対応について、当院のケースを例に取ってご紹介します。顔脱毛を考えておられる患者さまはぜひご一読ください。

ニキビができている状態での照射は可能?不可能?

当院では、顔脱毛の際のニキビには次のような対応をさせていただいております。ニキビができたからといってキャンセルする必要まではございませんが、状況によっては部分的に照射できなくなる可能性があることを予めご了承ください。

「炎症中のニキビ」へは照射しない

赤く炎症していて触れただけでも痛むニキビや、痛くはないけれども硬いしこりになっていて炎症は残っているものなどがございます。このような「炎症中のニキビ」に関しては、当院ではレーザー照射を見合わせるという対応をさせていただきます。

炎症中のニキビに照射できない理由

炎症中のニキビへのレーザー照射を避ける理由は、炎症性色素沈着や炎症が悪化する可能性があるためです。お顔をキレイにするために顔脱毛にいらして、かえって目立つような影響を与えてしまっては本末転倒です。当院は「美容皮膚科」という診療科目を掲げる医療機関ですので、お肌の症状を悪化させるようなリスクがある場合にはそのリスクを適切に回避させていただきます。

レーザー専用のパンチガード(白丸テープ)で回避

炎症中のニキビに関しては、レーザー専用の「パンチガード」を使用させていただきます。白くて丸いテープのようなものですが、こちらをニキビの上から貼り付けることでレーザー照射の影響を回避することができます。パンチガードの範囲にムダ毛が隠れてしまうケースについては、残念ながらその範囲において脱毛効果が及ばないということになります。このような際は、次回以降に回すということで割り切っていただければと思います。

「ニキビ跡」へのレーザー照射は可能

ニキビと言っても昨日今日できたものではなく、随分以前にできてしまったニキビが「ニキビ跡」として残っているケースも考えられます。このような「ニキビ跡」については、特に悪化するリスクもございませんので、問題なくそのままレーザー照射させていただきます。ただし、「クレーターのようなニキビ跡」については以下のようなチェックもございます。

クレーターのようなケースでは「炎症がないこと」を確認して照射

ニキビ跡のケースでは、クレーターのようになっている場合も考えられます。このような際は内部に炎症が残っている可能性もありますので、医師の診察にて「炎症がないこと」を確認した上でのレーザー照射になります。一概に「ニキビ跡」と言っても様々なケースがございますので、適切に症状を確認した上で安全にレーザー照射させていただいております。

その他、レーザー照射に影響を与えるもの

施術日当日のニキビ以外にも、お肌の症状次第で施術可否に影響が出るものがいくつかございます。ここではそれらをまとめてご紹介いたします。

日焼けお肌への対応

脱毛施術にとって「日焼け」は厳禁です。施術日当日に該当部位で「強い日焼け跡」が残っている場合については、施術自体が延期になってしまう可能性もありますので、海水浴シーズンは特にしっかりとスケジュール管理していただく必要がございます。

当院には、主力機種の「ロングパルスアレキサンドライトレーザー」以外にも、比較的黒いお肌にもレーザー照射可能な「YAGレーザー」という脱毛器もございます。しかしながら、施術スケージュールが既に組まれている状況下で、直ちに「YAGレーザー」をご選択いただけるかは明確にお約束できません。極力、患者さまご自身で施術日に日焼け跡が残っていないような対処をしていただき、もしもの場合にご相談いただくということでお願いします。

参照) 日焼けに注意!これから脱毛…今脱毛期間中…の施術対策


敏感肌や乾燥肌、アトピー性皮膚炎など

一般論として、「敏感肌」や「乾燥肌」でレーザー照射を見合わせるケースは稀です。「アトピー性皮膚炎」の場合にも、状況に応じてレーザー脱毛施術が受けられるケースがあり、場合によってはムダ毛を無くすことで自己処理の必要性が無くなり、症状が改善していく可能性もございます。詳しくは医師の診察にて対応可否を判断させていただきますので、敏感肌・乾燥肌・アトピー性皮膚炎などでご不安をお持ちの際は、どうぞ遠慮なく「無料カウンセリング」にお越しください。この際はご予約の際に「医師の診察希望」とお伝えいただきますようお願いします。参照) お肌が弱い私の選択肢 医療脱毛は大丈夫??


シミやホクロへのレーザー照射

お顔の脱毛施術において、同様に「パンチガード」を使用する可能性があるものに「シミ」や「ホクロ」がございます。これらは一概に全てレーザー照射しないというものではなく、お顔にできてしまったニキビのように「状態を見極めてレーザー照射の可否を判断する」ということになります。

詳しくは以下のコラムで取り扱っていますので、お顔にシミやホクロがあるという場合についてはリンク先でご確認ください。

参照) シミやホクロを目立たなく??レーザー脱毛の可否と効果

「クリニック」には医師が在籍しているので安心

当コラムでは、顔脱毛の当日にできてしまった「ニキビ」や「その他の皮膚症状」について医療機関側の対応をご説明いたしました。クリニックがエステサロンと異なる点の一つに「医師が在籍しているかどうか」というものがございますが、レーザー脱毛施術を提供しているクリニックは医療機関ですので、必要に応じしっかりと医師が診察させていただくことが可能です。術中の痛みを緩和することのできる「表面麻酔」を使用することも、仮に皮膚トラブルが生じた際に「お薬」を出すこともできます。ご不安なく施術いただけるという意味で「安全性が担保された施術環境」となっていますので、脱毛施術はぜひ信頼できる医療機関(クリニック)でお受けください。

随時「無料カウンセリング」を実施しておりますので、お気軽にご相談いただければと存じます。皆さまのお越しをスタッフ一同お待ちしています。