ジュエルクリニック恵比寿

ヒゲ女子【必読】憎いムダ毛を仕留めるパーフェクトな対処法

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

女性のヒゲは一般的に「うっすらと生える程度」の自己処理に値しないレベルのものなのですが、中にはそこそこ立派な存在感を示すケースも考えられます。このような場合には、どのように処理するのがベストなのかが非常に悩ましい問題となってきます。カミソリや毛抜きでの自己処理の悪影響の解説と共に、女性のヒゲを退治する医療脱毛の有効性についてご紹介します。

女性の口ヒゲ処理方法 間違いだらけのマイナス影響…

個人差はありますが、女性でもそこそこ産毛(うぶげ)を上回るようなヒゲが生えるケースがございます。「男性ホルモンの分泌量」が主な要因と考えられていますが、男性のように毎日剃る必要はないまでも、濃い場合には週に数回は自己処理しないと目についてしまい厄介な存在になります。

女性の鼻下などに生え得るヒゲの自己処理方法については、「カミソリ」や「毛抜き」が多く使用されます。非常に手軽ですので「とりあえずこれで…」と習慣的にこのような自己処理を繰り返していると、思わぬ悪影響が出てしまうかもしれません。

「カミソリ」でヒゲを剃っていると…

ヒゲが少し目立つと感じる場合、最も手軽なのが「カミソリ」を使ってカットする方法です。安く手軽に処理できるスタイルですが、習慣化してしまうと見た目への影響やお肌の機能面で悪影響が考えられます。

色素沈着で黒ずむ!?

カミソリによる髭剃り習慣は、お肌と刃の「摩擦行為」を執拗に繰り返すことを意味します。これは強い紫外線を浴びた時にお肌を守ろうとする「メラニンの過剰生成」にも繋がる行為です。 ヒジやヒザやワキなど、擦れたり曲がる部位についてはメラニンの分泌量が増えて皮膚が色素沈着するのが通常です。

カミソリを当てる行為もこのような摩擦行為の影響を少なからず取り込んでしまいますので、繰り返せば繰り返すほどその部位で肌が黒ずむという影響が考えられます。 お肌のターンオーバーが適切に行なわれていれば、一時的に増えたメラニンも体外に退出されるのが通常ですが、新陳代謝が衰えてきたり、このような摩擦行為が習慣化されていくと女性の場合でも髭剃りによって色素沈着が起こる可能性があるのです。

女性で鼻下が少し黒ずんでくるといった影響は誰も望むところではありませんので、習慣的にカミソリを鼻下に当てる行為は控えた方が良いと言えるでしょう。

お肌の乾燥が進む…

カミソリでムダ毛をカットする際には、お肌の表面に鋭利な刃を当てるというプロセスがございます。皮膚に接触させた刃を擦り付けながら毛をカットしていきますが、この時に鋭利な刃は皮膚の角質層に傷を付けてしまいます。 皮膚の最も外側にある角質層は、皮膚内部に一定の水分を保つための膜のような役割を果たしています。

つまり、ここが傷ついてしまうとお肌の「保湿機能」に悪影響があるということになります。 お肌の乾燥が促され、外部刺激に対する抵抗力が弱まってしまいます。また水分不足が常態化すると、皮膚組織が一定程度硬くなっていきますので、ヒゲを剃り続ける場合には「口元のみずみずしさ」という点にも悪影響を及ぼしてしまいます。

「毛抜き」でヒゲを抜き続けていると…

「毛抜き」を使用する目的やメリットは、抜く時の痛みと引き換えに、長時間そのヒゲがない状態を維持できるという点にあると思います。女性にとっては「邪魔なことこの上ないヒゲ」ですので、このメリットは一見魅力的に映ります。 ところが、「毛抜き」でヒゲを抜き続けていると、次のような予期せぬ事態に遭遇するケースもあります。

毛深くなるという「硬毛化」現象の可能性

硬毛化(こうもうか)とは、毛根が硬く強くなることです。毛の本数自体が増えるというわけではありませんが、1本1本の存在感が増しますので感覚としては毛深くなったという印象を覚えてしまいます。 「毛抜き」を使ってヒゲを抜くと、なぜ濃くなってしまう可能性があるのかについて少し掘り下げて考えてみましょう。

「毛抜き」で抜くと濃くなってしまう理由

「毛抜き」行為がヒゲを濃くさせてしまう理由は、発毛に関わる毛根組織に過剰な刺激を与えてしまうためです。次の皮膚断面図のイラストをご覧ください。

毛抜きで抜くと濃くなってしまうヒゲに関わらず、私たちの体毛は全て皮膚の内部で毛細血管と繋がっています。「毛抜き」で毛を抜くということは、これを力技で引きちぎるということを意味しています。

引き抜いた結果、周辺組織は傷つき、目に見えないレベルでダメージを負います。この際、発毛に深く関与している「毛乳頭」や「毛母細胞」自体は死滅していませんので、また毛を再生させる際に毛根組織を強固に修復して毛を生やそうとします。

一度や二度ヒゲを抜いたからといって直ちにヒゲが濃くなるようなことは考えにくいですが、目に付くたびにヒゲを抜いていると、毛根組織は負けじと自らを強い組織へと変化させようという作用が生じます。この結果、ヒゲが濃くなるという「硬毛化」が進んでしまう可能性があるのです。

ニキビや吹き出物が生じやすくなる

レーザー脱毛のプロセスとは異なり、「毛抜き」で毛を引き抜いた際には毛穴が広がってしまうという悪影響が生じます。この広がった毛穴の奥には、既に説明したように「傷ついた毛根組織」や「本来栄養を取り込むための毛細血管」が半ばむき出しの状態で放置されるということになります。

私たちの皮膚の表面には常在菌と言われる雑菌がたくさん存在していますので、このような菌が広がった毛穴の中から入り込み、ニキビや吹き出物を生じやすくなります。毛嚢炎(もうのうえん)と呼ばれる白ニキビのような症状をもたらす可能性も増しますので、わざわざ雑菌の入り口を作ってあげる「毛抜き行為」は慎んだ方が良いでしょう。

埋没毛の可能性

埋没毛(まいぼつもう)とは、毛が皮膚の内部で埋もれてしまう症状です。「毛抜き」を使って抜こうとした場合、引っ張られた毛が皮膚の内部でちぎれてしまうケースが考えられます。ちぎれた毛はその後にまた成長しますが、毛先が毛穴という出口ではなく皮膚の内部に向いてしまう場合が多々あるのです。

こうなると、毛が再度伸び始めた時に素直に毛穴という出口に向かえず、皮膚の内部に食い込んでいく可能性が生じます。結果、毛先は毛穴から顔を出すことができず、成長に従いどんどん皮膚の内部で埋もれてしまうということになります。 埋没毛に至ってしまうと、黒い影が皮膚の内部に残ってしまい見た目の印象が悪くなってしまいます。

ひどい場合ですと内部で炎症を起こしてしまい、切開して救済せざるを得ないケースもございます。このため、やはり安易に「毛抜き」を使うこともオススメできません。

ヒゲが濃い女性には「医療脱毛」が最適!

ヒゲがうっすらと生えているケースではなく、ヒゲがある程度目に付くレベルで生えるということであれば、迷わずに「医療脱毛」をご選択ください。

エステ脱毛のフラッシュ脱毛の際には、中途半端な刺激が返って「硬毛化」を助長してしまうケースが考えられますので、当院のような医療機関(クリニック)で「レーザー脱毛」をご選択になるのが最も早い解決策です。全身脱毛でお顔を含めるプランをご選択いただくことも可能ですし、こちらのような顔脱毛に特化したプランもございます。どうぞお気軽にお問い合わせください。

そのヒゲ…実は濃ければ濃いほど脱毛効果が高まります!

簡単に考えるなら、「メラニン色素」はレーザー脱毛の化学反応において「触媒」のような働きをするということになります。黒いメラニン色素がムダ毛に多く含まれていればいるほど、しっかりとレーザー光の熱エネルギーが毛根奥にまで浸透しますので、持続力のある強力な脱毛効果が期待できるわけです。

産毛のような薄いヒゲでは効果も薄い…

一般的に女性のヒゲは産毛のようにほとんど無色透明に近い色味をしているという特徴がございます。無色に近いということはメラニン色素が少ないということですので、通常はあまり女性のヒゲ脱毛についてはオススメしておりません。産毛タイプのヒゲが気になる女性については、以下のコラムにあるように「フェイス用のシェーバー」をご検討ください。

参考)【意外と気になる】顔の産毛・ムダ毛のお手入れ方法

一方、ある程度ヒゲが濃く生えてしまう女性の場合ですと、脱毛効果に直結する黒いメラニン色素の含有量が多いことが考えられます。つまり、ヒゲの濃い女性の場合、しっかりとした脱毛効果が狙いやすいということですので、レーザー脱毛施術が効果的に作用するということになります。

色素沈着を緩和する美白効果にも期待!?

脱毛施術はレーザー光の熱エネルギーを毛根組織に浸透させる行為です。浸透した熱は一定時間皮膚内部に籠るため、毛根組織や皮膚の内部に熱作用をもたらします。

ターンオーバーの促進

術後は一時的に軽い熱傷(やけど)を帯びたような状態となっており、少しの間乾燥しやすくなるなどの影響もございますが、熱の浸透がお肌のターンオーバーを促進するというプラス作用もございます。 直ぐに色素沈着が取れるような効果までは期待できませんが、何度か継続するほどにお肌の新陳代謝が促され、肌質も理想的な方向へとシフトしていきます。

このようなことで、ヒゲの自己処理を繰り返してしまいヒゲが徐々に目立ってきたという場合や、口周りで少し色素沈着が起こっているケースなどでは、黒い毛に作用するレーザー脱毛施術がこの上なく最適な処理方法ということになります。

女性でもヒゲ脱毛(顔脱毛)を遠慮なくご相談ください♪

「女性だからヒゲの相談はしにくい…」と感じるケースも考えられますが、当院はこれまで数多くの女性患者さまの顔脱毛を手掛けております。「ヒゲ脱毛」で相談しにくいということであれば、「顔脱毛を考えていて…」という表現でお気軽にご相談いただければと思います。

信頼できるパートナーとして貴女を優しくサポート!

私たちは各患者さまの「美しくなりたい」という思いを応援する医療機関でありたいと考えています。「ムダ毛」という友人などには相談しにくい悩み事だからこそ、ぜひ信頼できるパートナーを見極めてください。 当院は初回のご相談時に「無料カウンセリング」においてレーザー脱毛のいろは、施術上のリスクやメリット、最適な施術プランや費用などをご紹介いたします。

肌質にご不安がある場合は医師の診察などもご用意できます。 もちろん、「無料カウンセリング」後に脱毛施術を決めるかどうかは患者さまの自由意志ですので、ただちょっと話を聞いてみたいというレベルで問題ございません。以下のフォーマットかお電話にてご予約を受け付けておりますので、どうぞお気軽にご利用ください。