ジュエルクリニック恵比寿

【ヒゲ脱毛】医療レーザーってどれくらい痛いの?

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

男性の脱毛施術で注目されるのはやはりヒゲ脱毛です。ヒゲ脱毛は非常に痛いと言われていますが、どれくらいの痛みなのでしょうか。時間経過とともに痛みは緩和されるのでしょうか。やってみたいけど痛みが怖くてなかなか踏み切れないという方、ぜひこちらのコラムでヒゲ脱毛の適性を見極めてください。脱毛完了後に得られるメリットについてもご案内いたします。

ヒゲ脱毛は輪ゴムで弾かれた程度の痛みではありません

痛み」と案内されることが多いです。これはある程度の痛みが伴うものの、我慢できないような次元ではないという安心材料になります。

ところが、男性患者さまがこの表現をそのまま信じてヒゲの脱毛施術をお受けになると、想像していたものとは遥かに異なる強い痛みを感じるはずです。これは、上記の案内は女性患者さまを意識した表現となっており、部位的にもそれほど毛が太くない箇所をイメージして案内されているものだからです。

男性のヒゲ脱毛が強い痛みを伴う3つの理由

脱毛時に生じる痛みは、照射するレーザー光が毛1本1本の「メラニン色素」に浸透していくときのものです。毛が太ければ太いほどメラニン色素の含有率は多くなり、レーザー光の浸透作用も強くなっていきます。これが痛みが強くなる一つ目の理由です。

ヒゲ脱毛が痛い理由 ①

毛が太い → メラニン色素の量が多い → レーザー光の吸収が強い → 痛みが大きい

また、男性のヒゲは頭皮に次いで毛穴が密集する部位になります。毛穴が密集しているということは、同じ面積にレーザー照射を行なっても、一度の照射でレーザー光を受ける毛の本数自体が他の部位よりも多いということを意味します。レーザーを受ける毛の本数が増えれば、そのぶんだけ感じる痛みも大きくなります。これがヒゲ脱毛が痛む2つ目の理由です。


ヒゲ脱毛が痛い理由 ②

毛根の密度が高い → 一度の照射でレーザーを受ける毛の本数が多い → 痛みが大きい

さらに、お顔の皮膚は他の部位に比べて薄く、皮膚組織の近くに神経が通っているという徴があります。痛みそのものは、レーザー光の熱エネルギーによってもたらされますが、皮膚が薄いために同じ衝撃であっても痛みが大きく伝わります。これがヒゲ脱毛が痛く感じられてしまう3つ目の理由です。


ヒゲ脱毛が痛い理由 ③

皮膚が薄い → 神経の近い位置でレーザー光の熱が伝わる → 痛みが大きい

このように、毛の太さからくる「メラニン色素の含有率の多さ」に加え、「毛の密度(本数)の影響」、さらには「皮膚の薄さ」などの3要素が絡まり、通常の何倍もの痛みを感じるということになります。


具体的にどれだけ痛いのか?

実際にどれほどの痛みになるかについては、完全に個人差がありますので一概にはお伝えできません。ただ軽く考えていただくのではなく、ある程度の覚悟をお持ちいただく必要がございます。

特に「鼻下・口下・骨の上などの皮膚の薄い箇所」は非常に強い痛みが伴います。「表面麻酔」という皮膚に塗り込むタイプの麻酔をしていただいた場合でも、やはり強い痛みを消し去るには不十分だとお伝えせざるを得ません。

ヒゲ脱毛は耐え続けるしかないの?

痛みについて不安をあおるご案内ばかりでは、ヒゲ脱毛のご希望患者さまに明るい光をお届けできません。基本的に耐えていただくということに違いはないのですが、回数を重ねるたびに感じる痛みは緩和されていくということはお伝えできます。

回数を追うごとにレーザーを受ける毛の本数が減少(≒痛みの緩和)

医療脱毛では、毛の1本1本に対して毛根組織を破壊し、持続的に強い脱毛効果をもたらすことができます。このため、回数を重ねるほどに面積の中に占める「生えている毛の本数」は減少していきます。

ヒゲ脱毛の痛みやすい理由②でお伝えした「一度の照射でレーザーを受ける毛の本数」が減っていきますので、相対的な痛みの量は緩やかになっていくということがおわかりいただけると思います。 「初回は痛いけれども、2度目からは大丈夫」などとは明言できませんが、徐々にではあるものの感じる痛みの量は減っていくはずです。また、施術を重ねることで「痛みに対する慣れ」も出てきますので、患者さまそれぞれにどこかのタイミングで大きな山を越えたとお感じになれるはずです。

ヒゲ脱毛の痛みに耐えた方が手にする至福の喜び

これまで、ヒゲ脱毛が痛いことを強調してまいりましたが、これほどまでに痛いとされるヒゲ脱毛であっても、脱毛完了後には得られる大きなメリットがあります。 概ね2ヶ月~3ヶ月ごとの施術スパンを意識していただき、ご希望になる完了状態(毛量ダウンなのか極力ツルツルを目指すのかなど)に合わせ、1年~1年半程度のトータル施術期間をイメージして以下をご覧ください。

日常的なお手入れが減ることの快適さ

1年程度を経て「ボリュームダウン」というレベルで施術を終えるのか、あるいは「極力完全なツルツル状態」を目指すのかなど、人によってヒゲ脱毛のゴールは異なります。いずれの場合でも、脱毛施術を終えた後は日常的なお手入れがグッと楽になりますので、痛みに耐える価値は十分にあるとお考えいただきたいと思います。

以前別のコラム記事でもご案内しましたが、1日10分のヒゲ剃りであっても、365日を40年間継続した場合は、約100日程度の時間ヒゲを剃り続けているという計算が成り立ちます。仮に3日に一度程度のお手入れで十分な状態にまで到達できた場合でも、それだけでかなりの時間有意義に過ごせるということになるはずです。

お肌を傷つける習慣が取り除かれることによる美肌効果

電気シェーバーであれ、カミソリであれ、日常的にお顔に刃を当てるような習慣が減っていけば、お肌の状態は確実に良くなっていきます。特にカミソリで日々自己処理されていた方に関しては、皮膚の角質層まで削り取っているというデメリット習慣を大きく改善させることができるはずです。

お肌の角質層は皮膚の保湿力を保ち、外部刺激や紫外線などの悪影響を緩和させるバリア機能もあります。ヒゲ脱毛によって、このようなお肌の機能が間接的に高まっていくはずですので、これまで男性の立場であまり意識されてこなかった「お肌の美しさ」が自然と強化されていくはずです。 特に昨今では中性的な男性が好まれる傾向が高まっています。ヒゲ脱毛をすることで女性からの評価が高まるというようなことも起こるかもしれません。

ヒゲ脱毛希望患者さまは無料カウンセリングをご利用ください♪

JCG(ジュエルクリニックグループ)でも、男性の脱毛施術希望患者さまからの問い合わせが増えてまいりました。脱毛施術に用いる医療用レーザー脱毛器は、患者さまの性別を問わず対応可能となっていますので、ぜひお気軽にJCGの「無料カウンセリング」をご利用ください。