ジュエルクリニック恵比寿

お肌が弱い私の選択肢 医療脱毛は大丈夫??

医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。

お肌が弱い方の脱毛について考えてみたいと思います。「敏感肌だから良い対処法が見つからない」「私はアトピー肌だから…」とお悩みかもしれません。当コラムをご覧いただき、医療脱毛という選択肢を前向きに検討してみてください。

医療レーザー脱毛が大丈夫なケースは意外にも多い!?

お肌が弱い方の場合、お肌に刺激を与えるような脱毛施術は避けるべきとお思いかもしれません。ところが、医療脱毛はカミソリなどの自己処理とは異なり、皮膚の表皮を直接傷つけるような施術ではありません。このため、医療脱毛はお肌が弱い方の場合も施術可能なケースが多いということになります。医療脱毛のレーザー光がお肌に与える影響についてご説明する前に、先に「お肌が弱い」という症状について整理しておきましょう。

脱毛施術でエステ難民を生む4つの罠

乾燥肌とは?

乾燥肌は、お肌に保たれているべき水分が不足してしまい、お肌のバリア機能がうまく働きにくいような症状です。肌の保湿成分であるセラミドなどが減少してしまうことで、外部刺激に対して肌が弱くなり、容易にかゆみや赤みが生じてしまうものです。加齢とともに保湿成分の生産量は減っていきますので、どうしても歳を重ねるごとにお肌は乾燥しやすくなってしまい、徐々に肌トラブルも増えていってしまいます。

敏感肌とは?

敏感肌には、先天的に皮膚が薄いことで起こる場合と、乾燥肌の悪化や不適切なスキンケアなどで後天的に起こる場合とが考えられます。特に医学的な定義がないため、乾燥肌や敏感肌は比較的混同して用いられます。

乾燥肌と同様に、お肌に水分が保たれにくいためにお肌が過敏になってしまうケースや、睡眠不足、加齢、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、季節や環境変化などの影響も受けるとされています。

アトピー肌とは?

一般的にアトピー肌と言われるものは、医学的にアトピー性皮膚炎と呼ばれる症状を指します。こちらは、乾燥肌や敏感肌の傾向に加えて、アレルギー体質も併せ持つことに特徴があります。

皮膚のバリア機能を果たす皮膚表面の「角質細胞間脂質」などが減りやすい傾向があり、お肌の乾燥が常態化しているケースが多く見られます。これにアレルギー傾向が加わりますので、様々な外部刺激で湿疹やかゆみなどを生じやすく、なかなか良くならないという傾向もあります。

ムダ毛の自己処理が及ぼすお肌への悪影響

お肌が弱い人の場合、エステサロンやクリニックでの脱毛施術を避けてこられたケースが多いかもしれません。では、お肌の弱い体質の方の場合、自己処理が最適な方法と言えるのでしょうか。

カミソリがもたらす悪影響

一番手軽でシンプルなカミソリによる自己処理では、皮膚の表面部分の角質層が細かく傷ついてしまうというリスクがあります。お肌が弱い方の共通点は、保湿力の低さやバリア機能の低下ですので、自らお肌の保湿力を下げてしまうようなカミソリでの自己処理は絶対に避けるべきです。

カミソリによる自己処理を継続した場合には、乾燥肌・敏感肌・アトピー肌で見られる各症状をさらに悪化させてしまう可能性があります。また、場合によりカミソリによる自己処理自体が肌の保湿力の低下をもたらし、乾燥肌や敏感肌を誘発しているケースも考えられます。

毛抜きがもたらす悪影響

毛抜きを使った自己処理では、うまく毛の根元からムダ毛を引き抜ける場合と、毛穴の中で途中でちぎれてしまうケースが考えられます。いずれの場合も「毛穴」にフォーカスを当ててみると、毛穴が強制的に広げられてしまうという影響を見逃すべきではありません。

毛抜きによって毛穴が強制的に広げられると、毛穴の表面部分でブドウ球菌が化膿し、白ニキビのような毛嚢炎(もうのうえん)ができてしまう可能性があります。毛が毛穴の中でちぎれた場合は、その尖った毛先が毛根内で別の方向へと進んでしまい毛が皮膚の中に閉じ込められてしまうリスクもあります(埋没毛)。

また、毛穴の表面部分で薄いかさぶたのようなものが生じ、これによって毛が出口を失ってしまうケースも考えられます。いずれの場合にも見た目に悪影響をもたらしてしまいますので、元々お肌のトラブルが多い方の場合には、尚のことこのような自己処理は避けるべきだと言えるでしょう。

電気シェーバーがもたらす悪影響

お肌への刺激という点で考えた場合、電気シェーバーによる自己処理が一番刺激の少ない無難な方法だと考えられます。ただし、常にカットし続けるということになりますので、カミソリや毛抜きを使う場合と同様に徐々にムダ毛が太く濃くなっていく可能性があります(硬毛化・増毛化リスク)。

自己処理には、肌保湿力の低下・毛嚢炎・埋没毛・硬毛化・増毛化などのリスクがある

自己処理によるデメリットをうまく払拭していくには、やはり「持続的な脱毛効果」が期待できる医療脱毛について考えていただきたいと思います。医療脱毛でお手入れの必要ない状態が確保できれば、上記のような自己処理リスクは丸ごと回避できます。では、医療脱毛が及ぼすお肌への影響について考えてみましょう。

医療脱毛のメカニズムとお肌への影響

医療脱毛のレーザー光は「メラニン色素」に選別的に反応

一般的な医療脱毛では、照射されるレーザー光は照射範囲のメラニン色素に反応するメカニズムとなっています。日本人の毛には多くのメラニン色素が含まれますので、お肌にレーザー光を照射すると、肌が黒い場合を除いてムダ毛のみにレーザー光が吸収されていくという作用が生じます。吸収されたレーザー光は、熱エネルギーとなって毛根全体に行き渡り、毛根奥の毛の生成組織「毛母細胞」を機能停止に追い込むことができます。

レーザー光がお肌に与えるのは、間接的な作用(軽い赤みや炎症)

レーザー光が毛根組織を機能停止に追い込む際に生じる熱エネルギーは、皮膚の表皮を直接的に傷つけるようなものではありませんが、その熱は間接的に皮膚の表皮にも影響をもたらします。端的に言うと、皮膚の表面が「軽いヤケド」を帯びたような状態になりますので、皮膚の表面に赤みや軽度の炎症をもたらす可能性があります。

術後の「皮膚の赤みや炎症」は1週間程度で治まるのが通常

もともとのお肌の症状やその時のコンディションによって、術後に皮膚表面に赤みや軽い炎症が生じるかどうか、またそれが生じた際にどの程度の日数で症状が治まるかは異なります。お肌の弱さに特段不安のない方であれば、通常1週間程度で自然に治まっていくのが一般的です。

お肌が弱い方の場合であれば、術後の赤みや軽度の炎症は、治まるまでに通常より少し長い日数を要する可能性があります。このあたりの影響面については予めご理解いただき、施術をお受けになる時期やタイミングをある程度ご調整いただくことも必要になってきます。

医療脱毛のお肌への影響は、トータルでは非常に少ないもの

医療脱毛での同部位へのレーザー照射は、通常2ヶ月~3ヶ月に1度の頻度です。これを5回~6回程度クリアしていただければ、その後はムダ毛のお手入れがほとんど必要ない状態へとたどり着けます。このため、お肌が弱い方が自分で細かく自己処理を続けていくよりは、医療脱毛をご選択になる方が結果的に肌負担を減らすことにも繋がります。

脱毛施術後の「保湿ケア」と「日差しの回避」は入念に!

前述したように、お肌が弱い方の場合は、保湿力の弱さが引き金となって様々な肌トラブルを招いてしまいます。脱毛施術後は、一般の方でもお肌が軽いヤケドのような状態となって乾燥が進みますので、保湿ケアを丁寧に実施していただき、日焼けをさけるようにご案内させていただいております。

お肌が弱い方の場合は、保湿クリームが合う合わないなどについても配慮する必要があります。普段からお使いのもので自分のお肌に合ったものをお持ちの際は、そちらを術後に十分にお使いいただき、普段以上に保湿ケアを心がけてください。また強い日差しを浴びてしまうことについても、お肌が弱い方の場合には特に気を付けていただく必要がございます。

お肌が弱い方、ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください

専門の医師が医療脱毛の可否を判断します

当院は、初回に無料カウンセリングを実施しています。この際、特にお肌の弱い方やレーザー照射に不安をお持ちの場合は、無料カウンセリングのご予約をお取りいただく際に「医師の診察を希望する旨」を必ずお伝えください。

当院は医療機関ですので、医師の診察によって医療脱毛を受けられるかどうかの判断をさせていただきます。普段お使いいただいているお薬などがおありの際は、カウンセリングの際にそちらをお持ちいただきますようにお願いいたします。

ステロイド系のお薬をご使用中の場合は特にご注意ください

アトピー症状で普段からステロイド系のお薬をお使いになっておられる患者さまにつきましては、その部位へのレーザー照射によって色素沈着が起こりやすい場合もございます。またステロイド剤を塗布されている状態でレーザー照射を受けてしまいますと、肌トラブルが生じやすいことも知られています。

このため、お肌の弱い方で、お薬などにステロイド系のものを日常的にお使いいただいている場合については、その旨を必ず医師にお伝えいただきますようにお願いします。全ての情報を加味した上でお肌の診察もさせていただき、医療脱毛の可否を判断させていただきます。

カウンセリング自体は無料ですので、どうぞご安心を

医療脱毛が受けられるかどうかは、患者さまご本人では判断できないのが実情だと思います。肌トラブルの多い患者さまに関しましては、カウンセリングで医師が適切に診察させていただきますので、どうぞご安心ください。

またご契約以前のカウンセリングについては、無料で実施させていただきますので、「できるかどうかだけでも先に知りたい」という患者さまでもご遠慮なくご相談いただければと思います。

「無料カウンセリング予約フォーム」によりお手続きいただくか、特に不安をお持ちの場合は直接フリーダイヤル「0120680440」までお電話いただければと存じます。

2機種の医療用レーザー脱毛器で最適で安全な施術プランを策定

当院には、「アレキサンドライトレーザー」と「YAGレーザー」の2種類の医療用脱毛器がございます。

各脱毛器のレーザーの波長がお肌にどのような影響をもたらすかについては、細かな部分で各患者さまによっても異なってきますので、最適な施術方法を「照射スポット」「照射出力」「機種選択」などを掛け合わせて判断させていただきます。

仮に適切な施術方法が見いだせない場合については、無理に医療脱毛を勧めるようなことはございませんのでどうぞご安心ください。

当院は渋谷(恵比寿)地域を中心に「お肌のお悩み」に幅広く対応

ジュエルクリニック恵比寿は、医療脱毛という施術プランだけでなく、お肌の小じわ・毛穴・ニキビ跡治療などにも幅広く対応しています。

11時から20時までの診療時間を設け、JR恵比寿駅から徒歩1分という利用しやすい環境を整えていますので、お肌のお悩みについては、どうぞお気軽に当院までご相談ください。