ジュエルクリニック恵比寿

ワキ脱毛の後はワキ汗が増えるの!?滴る知恵とワキ汗対策

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暑さと共に滴るワキ汗。女性ならなんとかこれを抑えたいと考えます。ところが世間では「ワキ脱毛をするとワキ汗が増える」なんて噂も飛び交います。こうなると「安易にワキ脱毛しない方が良いのでは…」という気持ちになりますよね。心配ございません。脱毛施術でワキ汗の量自体が増えるわけではございません。汗の滴りが多くなったと感じてしまう理由があるのです。このあたりの事情とワキ汗対策についてご紹介します。

ワキ脱毛でワキ汗の量は増えません!

結論を先にお伝えしますと、ワキ脱毛施術を受けたからと言ってワキの汗の量が増えるということはありません。脱毛施術では、「発汗機能を刺激するといった影響までは考えにくい」というのが医学的に妥当な見解です。 では、どうして「脱毛するとワキ汗が増えちゃうよ?」といった噂が一人歩きするのでしょうか。

脱毛施術後にワキ汗が増えたと感じる理由

ワキ脱毛でワキ汗の量が増えることは通常ございませんが、実際にワキ汗の量が多くなったと感じるケースはございます。理由は以下のようなものが考えられます。

ムダ毛の引っ掛かりが無くなるため

ワキに生えていたムダ毛は、これまで「ある種の引っ掛かり」となって汗をワキに留めていたということが考えられます。脱毛後はこのような「引っ掛かり」が無くなりますので、汗がダイレクトに外に滴るという影響が少なからず生じるのです。「脱毛施術前もしっかりとワキ毛は剃っていたんだけど?」とお感じかもしれませんが、剃っていた場合も毛穴の中に毛は存在しています。さほど目立たないレベルで部分的に毛先がジョリジョリしていたこともあると思います。 脱毛施術によって毛穴の中から丸ごとツルツルになった後は、このような抵抗が一切なくなるということになりますので、相対的に「汗の滴り」を感じやすくなる可能性があるのです。汗の量自体は変わりませんが、少し意識して「ワキ汗パット」や「制汗剤」などをうまくご活用いただきたいと思います。においを防ぐデオドラントタイプや、使い捨てのワキ汗パット、洗えるタイプのものなど種類は豊富にございますので、自分に合ったものをチョイスすると良いでしょう。


精神性発汗による影響

「精神性発汗」というとわかりにくいかもしれませんが、簡単に言うとストレスや緊張、思い込みなどによって発汗作用が生じてしまうもののことです。よく「緊張すると汗をかく」ということが起こりますが、これはある意味で私たちに備わった「外的環境に対する防衛機能」のようなものです。このような心身の緊張や緩和は、自律神経の「交感神経」と「副交感神経」の働き(バランス)によって調整されています。以下のように、「交感神経」が優位な時は心身機能が活動的で心拍数も高く、汗の量も多くなります。一方、睡眠中やリラックスした気分の時は、呼吸が深く心拍数も穏やかになり汗の量も抑えられます。

自律神経の働き

「交感神経」優位の時…緊張した状態 心拍の増加、骨格筋の緊張、血圧の上昇、血管の収縮、呼吸速度の上昇、発汗の促進など

「副交感神経」優位の時…リラックスした状態    心拍の減少、骨格筋の弛緩、血圧の下降、血管の拡張、呼吸速度の下降、発汗の抑制など

ストレスの多い現代社会では、本来必要のない場面で「交感神経」を高ぶらせてしまい、これが「汗かき」と言われるような影響をもたらすことがあります。同様に、「ワキ脱毛してしまったせいでワキ汗が増えてしまった…また今汗が噴き出したらどうしよう…」などと考えていると、ある種の緊張感が「交感神経」を活発にしてしまい、実際に発汗作用を高めてしまうということが起こります。「本当に汗の量が増えて困っている…」と感じている場合は、もしかしたらこのような思い込みによる緊張やストレスが「交感神経」を高ぶらせ、発汗作用を刺激しているのかもしれません。

深呼吸をうまく活用しよう!

自分がストレスや緊張に直面していると感じた際は、大きく深呼吸をして「交感神経の高ぶり」を意識的に和らげるようにすると良いでしょう。呼吸のスピードだけは、唯一自律神経の影響を自分で調整することができるものです。このため、「深呼吸を意識的に行なうこと」はストレスの多い現代社会において非常に有効だと言われています。また、言うまでもなく「脱毛施術でワキ汗が増える」という思い込みを解消していただくことも大切です。自分なりのワキ汗対策を見つけることも安心材料に繋がりますので、次にワキ汗対策のヒントになる「ツボの刺激」についてご紹介いたします。

ワキ汗の量を抑える方法(ツボを使ったワキ汗コントロール)

ワキ汗対策グッズについては、「制汗剤」や「デオドラントスプレー」、「ワキ汗パット」などが広く普及していますので、ここではワキ汗を抑えるツボについてご紹介いたします。

大包(だいほう)と屋翳(おくえい)というツボを刺激

「大包(だいほう)」と呼ばれるツボは、乳首に沿った延長上辺りにあるとされます。手のひらを反対側の胸に当てた時に(手の真ん中に乳首がくるようにしましょう)、中指や薬指が当たる付近が「大包」の位置です。正面というよりは、ワキの側にあります。 屋翳(おくえい)は、同じように手のひらを反対側の胸に当てた時に、親指が当たる付近だとされます。

指先で強く押すことで一定の制汗効果がありますので、今出ているワキ汗をその場で何とかしたい場合などには、たとえばワキをかくような仕草の中でうまく刺激すると良いかもしれません。

ブラを強く締めることでワキ汗が減る!?

実は舞妓さんは、昔から伝統的にこのワキツボを利用して涼やかな表情を保っていると言われています。暑さが気になる着物でも、強く帯でワキや胸を締めることでこれらのツボが刺激され、汗が上半身から出にくくなるような工夫をしているのです。

現代の私たちは着物を着ないので直接的に真似をすることはできませんが、ワキ汗が気になる場合は「ブラジャーを強めに締める」と同様の効果が期待できます。

汗の絶対量は減らないのでご注意を!

ワキのツボを刺激する方法でワキ汗の出方は一定程度コントロールできますが、残念ながら汗の絶対量を減らすことはできません。上半身からの発汗が減った分、下半身からの発汗が増えるという結果になりますので、状況に合わせてうまく活用したいものです。

下半身からの汗を抑えたい場合はベルトを強く締める!

当コラムの趣旨からは外れますが、ワキ汗のような上半身からの発汗とは逆に「下半身からの発汗」を抑えたい場合は、「腸骨の上を圧迫すると良い」と言われています。左右の腰骨の辺りをつねりながら押すという方法のほかに、スカートやズボンを少し上にあげ、ベルトを強めに締めると同じような効果が期待できるとされます。

このように、「上を強く締めるか、下を強く締めるか」によって汗の出方は少なからず調整可能ですので、“滴る知恵”を効果的に活用いただき、「汗の滴らないいい女」を目指してみてください。

「ワキ脱毛でワキ汗が増えるわけではない」とわかれば怖くない!

医療レーザー脱毛なら「ワキの黒ずみ」を改善する効果も!?

メラニン色素に反応するレーザー光には、お肌の「シミ」や「くすみ」の改善効果もございます。施術を重ねることで、自己処理によってできた「ワキの黒ずみ」や「黒いプツプツ」が目立ちにくくなっていきますので、女性として自身の持てるワキを手にしていただけます。どうぞお気軽に無料カウンセリングにお越しください。