医師監修について:当院ウェブサイト(ホームページ)コンテンツは当院の美容皮膚科医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、アラガン・ジャパン社ボトックス注入指導医など様々な分野の専門医師による監修のもと運営しております。
初めての医療脱毛では実に多くの不安が付きまといます。医療脱毛の施術内容についてある程度の予備知識が欲しいですし、施術までの流れを事前に把握しておきたいものです。当院の脱毛施術を例に、これらについてご紹介させていただきますのでご確認ください。
医療脱毛(レーザー脱毛)施術の流れ
医療脱毛の施術は、大きく次のような流れを辿るのが一般的です。
事前予約
カウンセリングおよび診察
施術
一定間隔毎の施術
この流れを基準にそれぞれのポイントをご案内いたします。
事前予約(カウンセリングの予約)
各クリニックによっても異なりますが、お電話、もしくは予約フォームを使った「カウンセリングの予約」でクリニックと最初の接点を持つのが一般的です。当院の場合であれば、「無料カウンセリング」という形で45分から60分程度のお時間を設け、患者さまのお悩みや医療脱毛についてのご案内をさせていただいております。
お電話でのご予約
お電話でのご予約はどのようなクリニックにも用意されています。一般的にはフリーダイヤルが案内され、ご予約による通話料金が発生しないように配慮されています。直接その場で予約の空き状況とご希望の予約日時を調整することができるので、双方にとってメリットがあります。
当院の場合であれば、当日カウンセリングのみの希望なのか、当日に脱毛施術まで希望されているのかについてもご確認させていただき、それにあわせて必要な案内や準備をしております。なお、お肌の状態でアレルギーやアトピーなどの症状をお持ちの場合は、カウンセリングの際に医師の診察をお受けいただく必要が生じることも考えられます。
カウンセリング実施の際に医師が別の施術に携わっているようなケースも想定されますので、肌トラブル等で直接医師に診てもらいたいと考えている場合は、予約を取る際にその旨を伝えておくことをオススメします。
メールでのご予約
当院の場合、こちらの「無料カウンセリング予約フォーム」をお使いいただければ、メールでのやりとりでご予約をお取りいただくこともできます。ご希望の日時をなるべく第2希望までご記入いただき、メールアドレス、お電話番号、ご希望の診療内容などの情報を入力フォームに従ってご記入ください。
こちらをご送信いただくことで、担当者が日時を調整して折り返しメールをお返しいたします。予約の空き状況により、ご希望通りの調整が難しい場合、別の案をお電話にてご案内し調整させていただく場合もございます。このため、直接連絡の取れる携帯番号の連絡先を記入しておくことをオススメします。
予約フォームでのご予約の場合、その場で予約を確定できないという点がデメリットになりますが、お急ぎでない場合やメールを使ったやり取りがご希望の場合には有効な手段となります。また医師の診察が必要な場合については、お電話で予約を入れる場合と同様に正しく伝えておくようにしましょう。
チェック項目
- すぐに予約を確定させたい場合は、直接電話した方が早い
- 急いでいない場合や、メールでのやりとりを望む場合は、予約フォームを使うと良い
- 皮膚疾患等の旗トラブルがある場合は、医師の診察を希望している旨を伝える
カウンセリングおよび診察
患者さまのムダ毛のお悩みや希望している施術部位、お肌の状態や不安点などを医療機関の担当者にご相談ください。料金面についてもご不安な場合や疑問点がある場合は、遠慮なくこの場でご質問いただければ結構です。
医療脱毛についてのご説明
患者さまのお悩みをお聞きになった上で、医療機関として提供できる医療脱毛についての案内がなされます。専門的な内容や専門用語をできる限り排除して、医療脱毛の概要をわかりやすくご案内いたします。内容としては、概ね次のようなもので、何か疑問点などがあればそれに付け加えるような形で回答していくのが一般的です。
チェック項目
- 高出力のレーザー照射によって毛根組織を破壊し、毛の再生能力を機能停止に追い込むことを狙った施術であること
- 医療脱毛では「お肌のお手入れの必要を感じさせない状態」を目標に施術を実施すること
- 目標にたどり着くまでには、一般的に同部位に5回~6回程度の施術が必要であること
- 施術は毛周期というサイクルを念頭に2・3ヶ月毎のスパンで行なう必要があること
- これらを総合し一般的には脱毛完了までに1年から1年半程度の期間を要すること
脱毛施術のリスクもご案内
当院は、情報を正しく適切にお伝えする「インフォームドコンセント」と呼ばれる医療モラルを忘れません。どのような脱毛施術にも一定程度のリスクが存在しますので、それをご案内してご納得いただいた上で施術をお受けいただけるようにしています。エステ脱毛では、この部分が決定的に欠落してしまうことが多く、効果面が過剰に案内されて多くのトラブルが報告されています。医療機関としては、医療従事者としての責任がございますので、医療脱毛のリスクについて次のようなものを案内しています。
やけど
レーザー脱毛器では毛のメラニン色素にレーザー光を吸収させ、熱エネルギーで毛根組織を破壊します。お肌そのものにもメラニンは存在しているため、施術後はお肌が非常に軽いやけどを負った状態になるのが通常です。一般的にはすぐにこのような赤みは引いていきますが、それでも100%やけどリスクがないわけではございません。
増毛化・硬毛化
増毛化とはかえって毛が増えてしまう症状、硬毛化とはかえって毛が太く強くなってしまう症状です。うぶ毛などのメラニン色素をあまり多く含まない毛に対して施術する際は、うまく毛の生成組織「毛母細胞」に熱エネルギーを伝えられないこともあり、かえって刺激を与えてこのような症状が出てしまう可能性も否定できません。医療脱毛では、増毛化や硬毛化が起こらないようにうまくレーザー出力を調整したりレーザー脱毛器を使い分けたりしますが、完全にこれらのリスクを排除できるわけではない点を理解しておく必要があります。
毛嚢炎(もうのうえん)
自己処理でよく見られるもので、毛穴に菌が入って白ニキビのような状態になる症状です。自己処理の場合とは異なり、医療脱毛では無理やり毛を引き抜いたりお肌に細かな傷をつけるようなことはありません。それでも毛が離脱していくことで毛穴のバリア機能が一時的に低下しますので、毛嚢炎になる可能性がないわけではございません。自己処理と比べて極めて低い確率にはなりますが、一定程度このようなリスクも存在します。
チェック項目
- 医療脱毛には一定程度の施術リスクが存在している
- やけど・増毛化・硬毛化・毛嚢炎などの可能性がある
- これらを正しく伝える医療機関こそ、信頼できる脱毛施術機関の証し
自己処理でよく見られるもので、毛穴に菌が入って白ニキビのような状態になる症状です。自己処理の場合とは異なり、医療脱毛では無理やり毛を引き抜いたりお肌に細かな傷をつけるようなことはありません。それでも毛が離脱していくことで毛穴のバリア機能が一時的に低下しますので、毛嚢炎になる可能性がないわけではございません。自己処理と比べて極めて低い確率にはなりますが、一定程度このようなリスクも存在します。
施術部位や料金面のご案内
医療脱毛の概要やリスク面が案内される前後で、脱毛施術の料金案内も行なわれるはずです。気を付けておくべきは、「施術部位の範囲」と「料金の設定」が各クリニックによって異なる点です。たとえば、脚の脱毛施術の場合、足の甲や足の指先までを含めたものとして料金案内されているのか、「ヒザ上」、「ヒザ下」、「足の甲と指」といった部位の切り分けがあるのかなど異なります。
また、回数をセットとしたプランを選択した場合、同部位の施術は〇ヶ月以上空ける必要があるという「施術期間の制限」がある場合も考えられます。1年間のフリープランのような場合には、12ヶ月の間の「施術回数の上限」などが設定されているケースも考えられます。
細かなことになりますが、これらはそれぞれ各医療機関によって異なった設定となっていますので、「以前エステ脱毛ではこうだったので、たぶん一緒だろう…」という前提で琉金案内を聞き流してしまうと、後で「え!?思っていた内容と違う…」となってしまいます。それぞれクリニックによって料金設定が細かく異なることを前提として話を聞くようにしましょう。
チェック項目
- 施術部位の範囲と料金体系は各クリニックによって異なっている
- 施術期間の制限や、施術回数の上限なども細かく異なるので正しく確認する
脱毛施術の実施
施術日を迎えるまでの意識
施術日を迎えるに当たり、特に施術の1週間くらい前から日焼けを避けるように注意する必要があります。またある程度の回数を見据えた施術期間にある場合は、施術日に合わせて1ヶ月程度くらい前からUVケアを入念にするようにしましょう。日焼けがひどい状態の場合、レーザー脱毛でやけどリスクが高まり、ご希望の施術を実施できないケースも考えられます。日焼けはレーザー脱毛にとって天敵ですので注意するようにしてください
チェック項目
- 脱毛に日焼けは厳禁(施術の1週間くらい前から日焼けは避けること)
- 施術期間中は、1ヶ月前くらいからUVケアを入念に行なうこと
では脱毛の施術部位を事前に自己処理していただくようお願い致しております。事前の自己処理をお忘れになってしまった場合は別途に剃毛費用が掛かってしまいますのでご注意ください。また自己処理をお忘れになる事でレーザーの照射時間が短くなり、予定していた範囲の脱毛施術を終えることができないような影響も出てしまいます。
施術部位の事前の自己処理については、毛抜きで毛を抜かないようにしてください。毛が根元から抜かれてしまっては、レーザーを照射してもレーザーが毛に吸収されず、毛根組織を破壊することができなくなってしまいます。
またカミソリによる自己処理もお肌を細かく傷つける可能性があるのでお避けください。細かな傷の程度にもよりますが、傷を負った箇所については、レーザー照射を部分的に避けるような施術をせざるを得ない場合もあります。
チェック項目
- 施術前日までに脱毛部位の自己処理を忘れずに行なうこと
- 施術部位の事前処理は、毛抜きやカミソリでなく電動シェーバーなどで処理すること
施術時間の目安
従来の医療脱毛のような「絶縁針脱毛」といった針を使った施術は最近ではあまり行なわれていません。レーザー脱毛器では、ある程度広範囲にレーザー照射が可能となるため、両ワキで10分程度、両ヒジ下で30分程度といった具合にスピーディーな施術が可能です。当院のように完全予約制で脱毛施術のスケジュールが組まれていることが一般的ですので、クリニックの中で待たされるといったこともあまり起こりません。医療脱毛施術を受けることでライフスタイルが大幅に影響を受けることはありませんのでご安心ください。
チェック項目
- 近年の医療脱毛はスピーディー(ex. 両ワキ:約10分 両ヒジ下:約30分)
- 完全予約制で待たされるようなことはあまり起こらない
- このため、日常的に大きく時間拘束されるような影響はほとんどない
施術中の痛みへの処置
医療用レーザー脱毛器では、レーザーが照射される際、その部位に冷却ガスが噴射されて皮膚の感覚を鈍化させることができます。これにより、レーザー照射を受ける部位に痛みを感じにくくさせる効果があります。冷却ガスのアイシング効果を受けることで、感じる痛みは「ゴムで弾かれたようなもの」にまで抑え込まれますが、施術部位や毛量、また患者さま個人の感覚の違いなどによっても感じ方は異なります。
痛みがひどい場合は、施術担当者にその旨を伝えれば、クリニックなどの医療機関では表面麻酔という処置を施すことも可能です(別途料金が生じるかどうかはそのクリニックによって異なります)。痛みに敏感な方は、事前のカウンセリングの際に相談しておくようにしましょう。
チェック項目
- 施術中は、皮膚に冷却ガスが噴射され、感じる痛みが緩和される(ゴムで弾かれたような痛み)
- 部位によっては痛みを感じやすい箇所もあるが、表面麻酔という処置も用意されている
施術後のケア & 一定期間毎の施術
施術後(当日)のケア
施術を終えた当日は、入浴の際に湯船につからないようにしましょう。できれば入浴を避けるほうが無難ですが、入浴をする際にもシャワーで軽く流す程度に抑えてください。これは皮膚が軽いやけどを負って敏感な状態になっているためで、熱による刺激が加わらないように配慮する必要があるためです。よって、体を洗う際にもその施術部位を強くこするような皮膚摩擦は避ける必要があります。皮膚が弱まっていますので日焼けにも注意し、ご自身でお持ちの保湿クリームなどでいつも以上にお肌をいたわるようにしてください。
チェック項目
- 施術当日は入浴時に湯船につからないこと(皮膚摩擦や日焼けによる熱刺激を避けること)
- 保湿クリームなどでいつも以上に入念にお肌のお手入れをすること
一定期間を開けて施術を継続
皮膚表面に生え揃う毛は全体の3割程度=複数回施術が必要
私たちの毛には毛周期(もうしゅうき)と呼ばれる毛の生成サイクルがあります。今皮膚の表面に見えている毛は、潜在的に有している毛の30%程度に過ぎないとされています。このため、一度皮膚表面に見えているムダ毛にレーザー照射を行なった場合にも、また別の毛穴からそれぞれのサイクルに従って毛が生えてきます。
一定期間を経て複数回同部位にレーザー照射を行なう必要があるのはこのためです。一般的には、5回~6回程度、期間としては2・3ヶ月程度の間隔を開けて施術を受けることが奨励されます。決して1回の施術で瞬間的にツルツルにはなれないということを予め理解しておくようにしましょう。
チェック項目
- 一般的には2.3ヶ月毎に施術を受け、5回~6回程度のレーザー照射を通して毛が持続的に
- 生えてきにくい状態を目指していく
脱毛施術を継続している施術期間中はムダ毛を抜かない
1回の脱毛施術を終えると、数日から2週間程度でレーザーを照射した部位の毛が自然に離脱していきます。その後、各毛の毛周期に従って同部位の別の毛穴から新たなムダ毛が生えてきます。この際に生えてきた新たなムダ毛は、次に施術を受ける際に毛根組織を破壊したい毛になりますので、このムダ毛を毛抜きで抜かないように注意する必要があります。
これを抜いてしまった場合、次回レーザーを照射したときにそこにあったはずの毛の毛根組織に熱エネルギーを伝えることができなくなり、抜いた数だけ脱毛効果が得られなくなってしまいます。シェーバーなどで軽く整える程度に留めて、毛の毛根に毛が繋がっている状態をキープするようにしてください。カミソリによる自己処理についても、お肌を傷つけてしまうという観点から避けていただく方が無難です。
チェック項目
- 施術期間中は毛抜きでムダ毛を抜かず、必ずシェーバーなどのお手入れに留める
- カミソリによる剃毛も皮膚を細かく傷つける可能性があるので避けるのが無難
渋谷(恵比寿)周辺で信頼できる医療脱毛をお求めの方へ
効果の高い脱毛施術は医療脱毛だけです
正しい脱毛効果を狙った施術をお受けになりたいと考えておられる方は、ぜひ当院のような医療脱毛をお選びください。従来の針を使った絶縁針脱毛とは異なり、痛みも施術時間も大幅に緩和され、スピーディーな施術で非常に高い脱毛効果を得ることが可能です。エステ脱毛では辿り着けない本来の目的地「ムダ毛のお手入れの必要を感じさせない状態」を目指していただけますので、ご自身が脱毛したい部位を正しく見極め、予算に合わせた脱毛プランをご相談ください。
当院は午後8時までの診療時間を設定
当院は、渋谷区の恵比寿に位置し、午後8時までの診療時間を設け、学校帰りの学生さんやお仕事帰りの女性に数多くご利用いただいております。完全予約システムでお待ちいただくことのないスピーディーな施術が可能ですので、普段からお忙しい方でも細かくお時間をご調整していただくことも可能です。効果の高い脱毛施術をお求めの際は、ぜひジュエルクリニック恵比寿までお越しください。